【廃校】粟代小学校(愛知県東栄町)
東栄町の中設楽小学校から国道151号線を北上。
さらに県道431号線へと分岐して山道を上っていく。
この辺りは粟代地区の中心部で、人家や工場、郵便局などが軒を接している。
ここにもいかにも古びた門柱が二つ、学校だ。
その古めかしい門柱を見ると、「愛知県北設楽郡粟代小学校」とある。
実際には旧漢字で、しかもよく見ると「粟代」と「小学校」の間が削られている。
1873年(明治6年)の開校というから、ここには「尋常」とでも書いてあったんだろうか。
しかしずいぶん乱暴な修正。
軒の下には校章だろう、何か植物をかたどったような紋様。
これ、粟の花じゃないよね。
(最初この「粟」の字を、「西米」と読んだことは内緒にしとこ)
閉校になったのはわずか7年前のことだから、まだ校舎はもちろん温室なども残っている。
そしてもちろん、二宮金次郎さんもご健在。
ユニークなのは、この小学校には立派な日本庭園風の中庭があることだ。
残念ながら池の水は抜かれていて、石の亀さんがひからびていたけど。
(マウスを置くと画像が切り替わります)
ちなみにこの小学校には敷地内に本物の沢が流れているというんだからすごい。
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