スペースシャトルへ心も飛んだ~♪
「スペースシャトルへ心も飛んだ」
宇宙に夢馳せる少年の言葉みたいだけれど、実はこれ校歌の一節。
廃校になった名倉中学校、この標板のように「名倉保育園」と「名倉小学校」と共に「名倉学園」を形成していて、もとは村の篤志家が寄附したのが始まりなんだそうだ。
中学校は前述のように残念ながら閉校になってしまったけれど、小学校のほうは健在。
しかも校舎は6年前、地元・設楽町の森林から伐り出された杉や檜の三河材を豊富に使用した真新しいものに建て替えられた。
(内緒だけど10億円!!も掛けられたそうだ。すごいね。
その真相は林野庁や文科省から助成金があったから)
だから校門だってこんなにモダンなもの。
右手には二宮金次郎像が、そして左手には校歌を彫った石碑が建てられている。
この地方、二宮金次郎像は多いけれど、校門より外に設置されているのは珍しい。
もちろん移設されたんだろうけれどね。
そしてこの校歌だ。
石の表面が反射して見にくいけれど、一番左の最後の行に注目。
「スペースシャトルへ心も飛んだ」だって。
学校は戦前の創立だから、もちろんスペースシャトルなんてまだなかった時代。
実はこの名倉小学校、校歌がなかったんだそうだ。
そこで桜丘高校(豊橋市)の音楽の先生に依頼して昭和63年に出来上がったのがこの校歌。
校舎もモダンになったけれど、校歌も負けずに頑張っている。
| 固定リンク
「旅行・地域」カテゴリの記事
- 稲又川橋が消えた(2021.12.12)
- 「波の伊八」の飯縄寺(2021.06.08)
- 巨大鳥、千葉に飛来(2021.06.04)
- 南極で地震(2021.02.05)
- 移住したい国(2021.01.25)
「歴史」カテゴリの記事
- 鳴かぬなら、どうしましょ、ほととぎす(2023.04.23)
- 怪我の功名だったかも(2019.12.26)
- ツタンカーメン王の頭像、6億円也(2019.07.05)
- 『インカ神殿』再び(2017.12.28)
- 清水沢の百庚申(2017.12.22)
コメント