ひねた話
「酒がひねる」という言葉を聞いた。
「ひねる」というと、「スイッチ」のようにつまんで廻したり、「腰」のようにねじって向きを変える、というような使い方が多い。
でも『旅の宿』(吉田拓郎)のように「俳句」もひねると言うし、「茶碗」や「餅」、「素麺」なんかを作る時にも使う、含蓄のある言葉なんだね。
で、この酒の場合、「老香」(ひねか)と書いて、要は古びて素直な味でなくなるということらしい。
なるほど、大人びて可愛げがない子どもを「ひねたガキ」なんて言うものな。
そこでなぞなぞ。
「手を使わずひねるものなーんだ?」
答:頭
ほら、頭を使わないとボケて「ひねた爺ぃ」になっちゃうよ。
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コメント
そのお年(失礼)まで聞いたことがないとおっしゃるということは、酒がひねるという表現には方言的な要素があるのかと思いました。関西ではごくふつうに使います。
ご承知かと存じますが、「捻る」と「陳ねる」(漢字で書くことはほとんどありませんが)は別の単語です。まさに、「ひねた子ども」の用例が「ひねた酒」の方ですね。「ひねた大根」なんかもよく使います。
投稿: Wind Calm | 2015.04.26 14:30
Wind Calm さん
こんにちは。
>そのお年(失礼)まで聞いたことがないと
バキッ!!☆/(x_x)
だって、若いもん。
「酒がひねる」は、関西のほうなんですか。
たしかに関東ではあまり使いませんね。
呑む酒も安いのばかりなので、ひねるまでもないです。
投稿: ピーちゃんの身元引受人 | 2015.04.26 15:28