崖の上の窟観音(韮崎)
雲岸寺は、828年(天長5年)に弘法大師(空海上人)が開いたと伝えられる由緒あるお寺さん。
山梨県の大規模断崖「七里岩」という侵食崖の最南端に建てられている。
まるで館山の崖観音のよう。
逆に上から見るとこんなに高い。
(マウスを置くと画像が切り替わります)
ただし名物の窟観音(あなかんのん)は、断崖の裏側から入る。
この怪しい四角い穴がその入口。
明かりはあるが、曲がって見通せない洞窟は不気味。
出口に差し掛かると紅いよだれかけのお地蔵さまが並んで見送ってくれる。
観音堂の中には左手に「千体仏」(千体地蔵尊)が並ぶ。
江戸時代の1667年(寛文7年)に安置されたそうだ。
目を向けると、このうち必ず一体は参拝者と眼が合うんだとか。
ハーイ
そして中央には「弘法大師像」が安置されている。
こちらは平安時代の828年(天長5年)に弘法大師自身が当時の安寧を祈願して彫ったものだとか。
自分で石仏を彫るなんて、器用だったんだね。
ただし法衣を着ておられるので石仏の出来映えは……
よくわからん。
現場で撮影したよくわかる動画はこちら
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