« 矢筈山鉱山跡(伊東)【前編】 | トップページ | ネコの幸助&福助(3歳:お迎え編) »

矢筈山鉱山跡(伊東)【後編】

矢筈山鉱山(伊東)【前編】から続く。

Yahazu_11

Yahazu_12
近づいてみると、何に使われたものだろう、大きなプーリーを備えた機械がいくつも放置されていた。


Yahazu_19
見ると機械には「株式會社・大塚工場」の刻印。
調べると、「大塚工場」は明治34年に大塚栄吉氏が創業した鉱山機械専門の会社であることがわかった。
(「大塚」だからといって、娘との経営権争いは聞かれない)


Yahazu_08
地形図にも反映されないようなわずかばかりの平地だが、さらに周辺を探索すると崖の途中に穴のようなものが見つかった。
間違いない、かつての坑口の名残りだ。
江戸時代に発見されたというが詳しいことは知られていない鉱山。
大量の落ち葉でほとんど埋もれてしまっているが、中はどうなっているんだろう。


Yahazu_13

Yahazu_14
さらに坑口の下部を探ると、そこには錆び付いた2本のレールが。
かつてトロッコが走っていたんだね。
しかしレールの先は沢にえぐられたんだろうか、地盤ごと喪失されていた。
苔むしたレールを侵食する錆が訴えたいのは、ただ年月の重なりだけではないだろう。


Yahazu_15
そして足元には鉱山に付きものの欠けた皿と酒の空き瓶。
まったくこんな山の中、酒でも呑まなきゃやってられないよね。

・持倉鉱山跡はこちら
・倉沢鉱山跡はこちら
・峰之沢鉱山跡はこちら
・湯ヶ島鉱山跡はこちら
・持越鉱山跡はこちら
・寝姿山鉱山跡はこちら
・縄地鉱山跡はこちら

現場で撮影したよくわかる動画はこちら
                

|

« 矢筈山鉱山跡(伊東)【前編】 | トップページ | ネコの幸助&福助(3歳:お迎え編) »

」カテゴリの記事

旅行・地域」カテゴリの記事

歴史」カテゴリの記事

遺構」カテゴリの記事

鉱山」カテゴリの記事

コメント

よく見つけられましたね。ボロボロのレールの状態に年月が偲ばれます。

いつも麓から見える山なので行きたいと思いつつ、藪山なので後回しにするうち、体調悪くもう山は諦めらしいです。(´Д⊂グスン 

投稿: せいざん | 2015.05.08 15:29

せいざんさん
ありがとうございます。

矢筈山自体には登っていないのですが、溶岩性の穴があるらしいです。
北富士の雁ノ穴みたいなものかしら。
やっぱり伊豆は火山の賜物なんですね。
お身体、大切に。

投稿: ピーちゃんの身元引受人 | 2015.05.08 15:48

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/12265/61556408

この記事へのトラックバック一覧です: 矢筈山鉱山跡(伊東)【後編】:

« 矢筈山鉱山跡(伊東)【前編】 | トップページ | ネコの幸助&福助(3歳:お迎え編) »