舞の海さんの『憲法論』
昨日の憲法の日に合わせて行われた「公開憲法フォーラム」で、元大相撲・小結の舞の海さんが面白い論理を展開していた。
それは、「昨今の日本人力士の甘さは憲法前文の影響」というもの。
なんでも舞の海さんによれば、日本の力士はとても正直に相撲をとる。
「自分は真っ向勝負で戦うんだから、相手も真っ向勝負で来てくれるだろう」と信じ込んでぶつかっていくんだそうだ。
ところが最近の外国人力士は、横綱だって立ち会いに変化する。
で、正直な日本人力士はみごとに土俵に這ってしまう訳だ。
面白いのはそれが憲法と同じだという分析にある。
なるほど日本国憲法前文にある「諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意した」というのは、まさに相手を信じて立ち会うことなんじゃないの。
確かに相手も正義の国なら軍隊は要らないけど、ところがどっこい世界はそんなに甘くない。
だからあの永世中立のスイスだって軍隊(徴兵制)を持っているんだろう。
日本の政治家殿。
大相撲と同じ顛末にならないよう、ゆめゆめ油断なさらずに。
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