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2015年6月

土手で下手こいた事故

Kyukyusya福井県警が運転免許課の職員を訓戒処分にしたそうだ。
なんでもこの男性職員、まだ免許を持っていない長男に運転を覚えされるため、駐車場で無断の「自動車教習」を行ったんだって。

ところがクルマはあえなく駐車場の土手から草むらに転落。
長男が顔に怪我したため、あわてて119番通報。
それで「無断教習」が発覚しちゃったんだね。

免許課というだけで運転実技の先生じゃないからしかたないのかも知れないけれど、はっきり言ってこの親子、ヘタ(下手)。
まあ、「下手があるので上手が知れる」と言うからな。
上手なら土手に留まるけれど、下手だから土手から落ちたんだ。
ややこし。

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宇宙飛行士を救え、「こうのとり」

Kounotori国際宇宙ステーションへの物資補給がまた失敗だ。
昨年10月にはアメリカのオービタル社、今年4月にはロシアのプログレス、そして今回はアメリカのスペースX社がいずれも連続の失敗。

まだ数か月分の備蓄があるとはいうけれど、宇宙に取り残されているISS滞在の飛行士は気掛かりじゃないだろう。
万一、補給が失敗して宇宙飛行士を見捨てることにでもなったら、人類の宇宙開発は停滞どころか、振り出しに戻ってしまうのが必至だ。

次の打ち上げ予定は来月再びプログレスだというけれど、もしもこれが失敗したらいよいよ頼みは8月予定の「こうのとり」(日本:JAXA)だけになる。
まさに、人類最後の砦。

「こうのとり」、頼むぞ、宇宙飛行士を救ってくれ。

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丁寧な監督さん

Ani_soccer6なでしこジャパンがまた勝ったね。
これでいよいよベスト4.
アジア勢では文句なくまた最高のポジションになったけれど、残る相手はアメリカ、ドイツ、そしてイングランドと強敵ばかりだ。
あと二つ、頑張って欲しい。

それにしても試合後の佐々木監督のインタビューが面白い。
自身の采配が的中した岩渕真奈選手について、「しっかり点を取って頂いて……」だって。
普通、監督が選手にこんな丁寧な言葉は使わないだろう。
そういうところが選手から「のりさん」て親しまれる佐々木則夫監督らしいけどね。

でも、男子が「岡田ジャパン」とか「ジーコジャパン」とか監督の名前で呼ばれるのに、女子は「なでしこジャパン」なのは可哀想な気も。
もっとも、「のりおジャパン」じゃ、サザエさん一家みたいで強そうじゃないか。

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たった一つのハンドリングで

Ani_soccer_pengin今朝行われた女子サッカーW杯の準々決勝はドイツ(世界1位)対フランス(世界3位)という屈指の試合。
延長も加えた120分でも結着が付かず、結局PK戦でドイツが勝利。
でも1点をリードし、ほぼ勝利を手中にしていたのはフランスのほうだった。
それが終盤同点に追い付かれたのはペナルティエリア内のハンド(ハンドリング)によるPK。

当然のことながら、ビデオを見ても故意に手を使ったような形跡はない。
たまたま近くで蹴られたボールが手に当たってしまった不本意なものだった。
ルール上、ハンドリングの裁定はしかたないことだけど、スポーツとしてはどうも納得がいかないね。
こんな偶然な出来事で、4年間積み上げてきたものが左右されちゃうなんて……。

明日はなでしこ、PKなしで決めてくれ~☆

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スーパーカー検挙

Supercarフェラーリやランボルギーニなどのいわゆるスーパーカーの愛好家グループが警視庁に一斉検挙されたそうだ。

なんでも仲間で集まり夜ごとパーキングにたむろ。
ナンバープレートもつけず制限速度80キロのところを109キロオーバーで走行したりしていたというんだから悪質。
そんなヤツは厳しく処罰しなきゃダメだ。

別にやっかんでいる訳じゃない。
なんだ189キロくらい、ウチのクルマだって……
出ないか。

いーもんね。
僕なんか、毎週奥様のお供でスーパーでカート押しているもん。
狭い通路を巧みにドリフトだってできるんだぞ。

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「たまちゃん」、安らかに

Tama和歌山電鉄・貴志駅の人気駅長だったネコの「たまちゃん」が永眠したそうだ。

もともと貴志駅の売店で飼われていた三毛猫のニャンコで、2007年に駅長に抜擢。
その後2013年には和歌山電鉄の「社長代理」を拝命。
2014年には貴志川線の全14駅を統括する「ウルトラ駅長」にまで昇進したそうな。
経営難だった貴志川線だけど、たまちゃん目当ての観光客で賑わい、経営好転に大きく貢献したんだとか。

今年4月に行われた16歳の誕生会では元気な姿を見せていたそうだけれど、その後体調を崩し、入院していた。
16歳で、人間だと80歳程度に相当するそうだ。

一昨年亡くなったウチのピーちゃんは18歳と11か月だったから、100歳近かったの?
(20歳まで頑張って、岩合光昭さんに写真撮ってもらうのを楽しみにしていたのに)

たまちゃん。
こっちには多摩モノレールがあるけれど、たまも乗れーるよ。

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アルパカの毛刈り

Alpaca1那須にある牧場で、恒例『アルパカの毛刈り』が行われたそうだ。
本来3千メートルから5千メートルという標高が高く涼しい場所で育つアルパカは、毛が生え変わることはない。
でも日本の夏は暑いので、毛刈りをしないと体調を崩す恐れがあるんだとか。
ふーん、そんなところに連れてこられたアルパカにはメーワクなことだね。

「日程調整が遅れ……」とあるから、アルパカにも都合があるのかと思ったら、このためにわざわざペルーから熟練の毛刈り職人を招聘するんだって。
そのための日程調整だったのね。
しかし、わざわざ地球の裏側から呼ぶ?

日本でだって羊の毛を刈ったりする人いるじゃんねえ。
でも写真見たらそれも納得。
ただの丸刈りじゃないんだ。
牧場によれば「アートパカ」というものなんだってさ。
少し、ふざけている気がしないでもないけど。
(アルパカに触ったことが「ある馬鹿」)

Alpaca2 Alpaca3

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デリケートなデリ毛糸

あれだけ国際舞台で日本攻撃を繰り返してきた韓国の外相が急に来日して、しかも笑顔で握手だって、驚いた。
突然前進したんだろうか、渦中の日韓関係。
でも「日本と韓国の歴史的立場は1000年の歴史が流れても変わらない」って大統領が言ってた国だもの、どうなんかな。

Keitodamaその朴大統領が日本の記念式典に託したメッセージに、「両国の間には、毛糸玉のように絡みあった懸案がある」だって。
でも毛糸玉ならちゃんと規則正しく毛糸を巻いたものだから、すぐにほどけるよ。
難儀するのは、途中でいくつもの結び目を作っちゃったことじゃないの。
毛糸でこれをやっちゃうと、元通りにするのは難しいね。
たぶん、1000年掛けてもほどけない。

水を差すようなこと言ってごめんね。
だってこの毛糸、綿羊なんだもの。

メンヨー

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ヨガ、世なら……

Yoga国連が6月21日を『国際ヨガの日』に定めたそうで、この日発祥の地であるインドではモディ首相みずからイベントの先頭に立ってアピールしたそうだ。
ニューデリーに3万5000人以上が集まっただけでなく、世界各地でイベントが行われたというんだからすごいんだね。

たしかにヨガは身体にいいんだろうけれど、日本ではどうもあのオームのイメージがね。
それよりわが国自慢の『ラジオ体操』を広めたらいい。
子どもの頃は馬鹿にしていたけれど、いまになってやってみると結構きついぞ。
内容もちゃんと考えられていて、さすが日本復興の立役者だ。

ヨガってそもそも、正しくは「ヨガ」なの? 「ヨーガ」なの?
ウィキペディアにも併記されているし…… わからん。

別にいーか。
どうせ自分にはヨーガない。

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早川橋が消えた

山梨の国道52号から早川町に向かう。
脇を流れるのは、その名も早川。

Hayakawa_bdg_01
そしてそこに掛かるのが『早川橋』だ。
以前、通った時には隣で新しい橋の工事をしていた。


Hayakawa_bdg_02
左手の緑色のがこれまでの古い早川橋で、右の曲線的なのが新しい早川橋。
古いのは1934年(昭和9年)の完成だから、80年間頑張った。
残念ながら経年による劣化で耐震性に欠けるため架け替えになったそうだ。


Hayakawa_bdg_05
今回通ったらもう出来上がっていた。
新しい早川橋はバスケットハンドル型とかで、河床に橋脚がない。
早川はその名のとおり急流なので、橋脚をなくした効果は大きいらしい。
恰好いいけど、総工費は80億円とか。


Hayakawa_bdg_03
新しい橋ができたのはうれしいけれど、橋柱だけ残して古い橋は撤去されちゃった。
しかたないけど、ちょっぴり淋しい。
ちなみに『新早川橋』というのは別なところにもう掛かっているので名前はそのままだ。

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還暦迎える「ひょうちゃん」

Hyouchan崎陽軒の醤油入れ「ひょうちゃん」が、来年1月に生誕60周年を迎えるんだって。
つまり人間なら還暦だ。
めでたいね。

子どもの頃、父親がよくお土産に買ってきてくれた「崎陽軒のシウマイ」は兄貴と取り合いだった。
かつては白い陶器の入れ物にコルクの蓋だった思うけれど、実際にはいろいろな種類があり、コレクターも多数いるんだそうだ。
関連として「ひょうちゃんサブレ~」とか、「ひょうちゃんあんずゼリー」なんていうのもあるらしい。

で、今回60年記念として計画されたのが、金色の「還暦記念ひょうちゃん」。
入手困難というから、これもきっとレアアイテムになるんだろうな。

念のためだけど、崎陽軒は「シューマイ」じゃなく「シウマイ」だからね。
カメラは「キャノン」じゃなく「キヤノン」だし、マヨネーズは「キューピー」じゃなくて「キユーピー」なんだ、知ってた?

ついでに「閉店ガラガラ」するのは、三和も文化も「シャッター」じゃなく「シヤッター」なんだぞ。

しやった~☆  ヘタこいた~☆

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賞金は車椅子になっちゃった

Miu_mima卓球の伊藤美誠選手といえば、この平野美宇選手とのビックリ顔が有名。
(右:美誠ちゃん)
去年卓球のドイツ・オープン女子複で史上最年少優勝した時のもので、賞金金額を聞いてみせた驚きの表情は世界に配信されたんだね。
(優勝賞金は5千ドル:当時約51万円)

磐田市出身の美誠ちゃん、記者に賞金の使い道を聞かれ、「お母さんの洋服になっちゃうかも」なんて言ってたけれど、服なんかじゃなく車椅子に化けたことがわかった。
「障害者のために」と2台の車椅子を磐田市に寄贈したんだね。

もちろん親や指導者らの意向もあるんだろうけど、やっぱりいい子だ。
次は今月神戸で行われるジャパンオープンに出場、26日には最年少記録のギネス認定証を受け取る予定とか。

ガンバレ ミーマ~☆
最年少でも再燃焼だ。

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予想外の決定力不足

Shoukou昨夜のハリルジャパンに続き今朝のなでしこジャパン。
終わってみればどちらも決定力不足の消化不良試合になっちゃったね。

男子は格下のシンガポールを相手に0-0のスコアレスドロー。
女子もこれまで2試合で16失点というエクアドルを相手にたったの1点しか取れなかった。
これで3連勝、決勝トーナメントに1位で進出と言うけれど先の見通しは暗そうだね。
勝っても選手の表情はまるでお葬式みたいだった。

お葬式みたいな空気が、襲う士気……か。

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ジョージアのカバさん

また悲しいニュースが伝えられたね。
ジョージア(やっぱりグルジアのほうが)で起きた洪水のため浸水した動物園から動物が逃走。
人を襲う怖れがあることからオオカミやライオンなどが次々と射殺されているそうだ。
動物だって来たくて動物園に来た訳じゃない。
水害だからって、なんで殺されてしまうのか、人間て勝手だよね。
エアコンの室外機にかじりついて降りられなくなっていたあのクマさんも射殺されちゃったんだろうか。

ニュースではカバを救うため催眠剤を撃ったりしているところが報じられた。
でもほんとはカバは怖いんだよね。
幸い助けられたようなのでカバくんにとっては良かったけれど、これは望外の幸せというものだ。

若葉の下に、わっカバ

Wakaba2

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むすめと!ソラリーマン

(C)CNN Money
Father_jump青山裕企さんは映画も手掛けるプロカメラマン。
いま『むすめと!ソラリーマン』という作品が注目されているそうだ。

それは勤勉さで知られる日本のサラリーマンが、娘の横でソラに向け精一杯ジャンプしているというだけのもの。
でも素っ気ない娘の横で、もう若くはない父親が懸命にジャンプしている姿が微笑ましい。
撮影まではぎこちない様子だった父娘が、撮影後笑顔で抱き合って帰る姿を見るのが青山さんの喜びだそうだ。

いいね。
ウチでもやってみよ。
あ その前に……
娘がいなかったんだ (~_~;;

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『分母』変えれば問題解決

Choukou中国の長江で起きたあの客船転覆事故。
これまで456人とされていた乗客乗員数が昨日突然454人に訂正。
しかも生存者数が14人から12人にというんだから驚き。
事故から10日以上経ったいま、突然生存者の数が少なくなるってどういうこと?

またこれにより、まだ行方不明が一人いる筈だったのに全員が判明なんだとさ。
つまり分母を変えたことで「問題解決」か。
まるで韓国のMERS(中東呼吸器症候群)の致死率みたい。
このあたりの強引なやり口の問題終息、中国らしいね。

ま、長江でのこと、前からそんな兆候はあったんだ。
ちよーこーっとだけどね。

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『TKD57総選挙』に注目だ

アイドルグループ『AKB48』の総選挙は指原莉乃さんの快勝で終わったけれど、今度は『TKD57』の総選挙が注目だ。
『TKD』というのはそうカセットテープのこと…… ではなく東海道、つまりTKD57は東海道五十三次のことなんだって。

Hiratsukaで、このTKD57総選挙。
草津宿近くにある資料館「草津宿街道交流館」という所が企画したもので、東海道にある全53宿場町のセンターを決めようというものだ。

僕ならどこにするって?
僕の場合、『OKD』……。

だってウチの前は東海道なんかじゃない、OKD(大山街道)だもん。
ふん
トンだ 『OKD違い』 だよっ!

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賞金どうしよ>ノーベル平和賞

相模原市の団体が今年もまたノーベル平和賞候補に立候補。
スウェーデンの実行委員会から正式に推薦が受理されたそうだ。

普通、こういうのって他所から推薦されるものだろう。
それを日本国民が自ら自分のところの憲法をノーベル賞に、というのはつまり自薦。
ちょっとおこがましい。

でももし受賞したら賞金は800万スウェーデン・クローナとか。
日本円にすると約1億2千万円くらい
受賞対象は全日本国民だから、これを今の人口である1億2千万人で分けるとちょうど一人1円。
1円かあ。
振り込みすると手数料のほうが高く付くから、市役所に受け取りにいかないといけないんだろうな。
でも、たった1円じゃねえ。
とはいえ、コンビニで1円足りなくても売ってくれないしなあ。
家族の分をまとめてもらいにいけば効率的か。
でもクルマで行ってもガソリン代掛かるし、バスじゃもっと掛かる。
やっぱり辞退しようかなあ。

たった1円のことなのに、一向に結論が出ない。
だから円ドレスというのか。

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大リーグ、折れたバットで重傷事故

スタンドとフィールドが超接近した野球場は迫力満点。。
小さなグローブを手にした子どもがファールボールを直接キャッチしたりするのは微笑ましいけれど、それだけ事故の危険性も高い。

そしたら前から懸念していた事故が起こっちゃったね。
先週末行われたレッドソックス―アスレチックス戦で、試合中に折れたバットがスタンドまで飛び、観戦していた女性の頭部に直撃してしまったそうだ。
病院に運ばれた女性は「生命に関わる重傷」とか。


アメリカだけじゃない。
日本だってあの大相撲の座布団投げは危ないぞ。
座布団と侮るなかれ、今に後悔するからね。

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やったね>なでしこ(W杯)

Ani_soccer6カナダで行われている女子サッカーW杯で、初戦なでしこがスイスを破ったね。
まだ予選リーグだけれど、決勝トーナメントの組み合わせを考えるとここで強豪スイスに勝った意味はとても大きい。

ただ、あの上半身裸の応援団はいただけないな。
Jリーグでもよく見掛けるけれど、なんで脱ぐ必要がある?
しかも薄っぺらい貧弱な身体。
あんなのが国際映像で流れるなんて……。
ほんと、恥ずかしい。

女子サッカーもすっかりレベルアップしているので、4年前のチャンピオンとて、たやすい大会じゃない。
このあとも、頑張れ~☆

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トーテムポール(寝姿山)

寝姿山の北面を探索していたら、面白いものを見つけた。

Totempole_01
ほとんどクルマも通らない道だけど、カーブ部分の外側に、何か木の柱が立っている。
これはもしかして、トーテムポール


Totempole_02
なんとも愛嬌のある、子どもが喜びそうな彫り物。
口とか、帽子とか、ユニークだよね。
近くには腰掛けのようなものもあるので、ミニ休憩所なのかも。

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「誠意をみせて」と、言われても

Ani_hanabi調布市が8月に多摩川でやる花火大会の費用を対岸の川崎市に一部負担してくれるよう求めているんだそうだ。
空に上げた花火はどちらからでも見えちゃうものな。

「川崎の居住者にも花火が憩いと潤いを与えている」という説明は正論だし、「対岸(川崎市側)の安全警備や掃除にもお金が掛かるから」という調布市側の言い分もわかるけど、川崎市は「費用は主催者負担」だとして負担に応じていないんだとか。
なぜなら多摩川では川崎市も自分の花火大会をやっていて、こちらは対岸の世田谷区と共催なので費用負担の問題はないんだね。
当日、川崎市民はみんな窓閉めて外出しないことにする?
「花火なんか見てないもんね~☆」

そもそも調布市が具体的な負担金額を明示していないというのが不気味。
「誠意をみせて欲しい」とだけ言うけれど、これが怖い。
だって、これはまるでその筋のかたか、かの隣国が使う常套手段じゃん。

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韮崎のお腰掛け【山神社編】

韮崎のお腰掛け【神明神社編】から続く。

Okoshikake_11
同じ穂坂町の上今井というところにやってきた。
苔むした、長い石段を登ったところに山神社(大山神社)はある。
参道の石灯籠には文化11年と彫られていたから、建立は江戸時代後期らしい。
(マウスを置くと画像が切り替わります)


Okoshikake_12
能舞台まである広い境内のさらに奥へ進むと、この鳥居。
渋い。こんな貫禄ある鳥居、滅多にお目に掛かれない。


Okoshikake_13
二つ目の舞台の裏に回ると、ほらここにも4本の短い柱で作られたお腰掛が。
しかし内部に御神体のようなものはなく、ただ杉の落ち葉で覆われただけ。
ただこちらには石造りの2頭の狛犬がいて神様を守っているようだ。
その狛犬のお顔もすこぶるユニークではある。


Okoshikake_14
舞台の前部には大きな杉の下駄が祀られていた。
その前に添えられた普通の下駄と比べると、その大きさがわかる。
一本歯の高下駄だから、おそらく天狗が履くものなんだろう。
たまゲタ。

現場で撮影したよくわかる動画はこちら
                

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馬脚現した参考人質疑

 (C)gainaman
Bakyaku自民党が国会の参考人質疑で大恥をかいちゃったね。
それはこのほど衆議院の憲法審査会で行われた、各党が推薦した3人の憲法学者を招いての参考人質疑でのこと。
なんと自民、公明の両党が推薦した長谷部・早大教授が、与党提出の「集団的自衛権の限定行使を可能にする安全保障関連法案」について『憲法違反』と指摘したからタイヘン。

もちろん自民党の国会対策委員長は、船田議員ら同党の審査会幹事にカンカン。
そりゃそうだ。
自分たちで呼んだ学者に憲法違反って言われちゃったんだものね。
とんだところで馬脚を現したということだろう。
ここはいったん鉾を収め、あらためて憲法改正を国民に納得させるべきなんじゃないの。

個人的には納得いかないけれど、安倍総理これは無理ですよ。
それとも憲法『9条』に、『苦情』言う?

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韮崎のお腰掛け【神明神社編】

韮崎の神社を巡っていたところ、面白いものに巡り会った。
独特の風習という。
しかもそれは穂坂町のごく限られた地域だけというから不思議なものだ。

Okoshikake_01
場所は韮崎市穂坂町の古い集落「三ツ澤」というところ。
その集落のさらに一番奥に「神明神社」がある。


Okoshikake_02
さほど広くない境内の社殿から、奥まったところに石垣で囲まれた一段高く上がった部分が見える。


Okoshikake_03
これがその「お腰掛」というもの。
この辺りで神社の柱といえば、なんといっても諏訪の御柱(おんばしら)が有名だろう。
でもここのものはあんなに高い柱じゃなく、ごく控え目な高さ。
4本の短い柱で作った枠のようなもので、山の神様がお座りにこなる場所と伝えられている。
つまりこの4本の柱で『結界』を作っているんだね。
結界といえば、このタコツリもそうだった。


Okoshikake_04
木組みの中央にはいくつもの石が積まれていた。
中央に立っているのが御神体なんだろうか。
伝えられるところでは、まだ社殿が作られる以前にまずこのお腰掛が作られたという。
歴史あるんだね。

韮崎のお腰掛け【山神社編】に続く。

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茂倉鉱山(早川町)【後編】

茂倉鉱山(早川町)【前編】から続く。

Mogura_07
茶色い水をたたえたかつての坑口の脇には、古びたトラロープが上方に向けて設置されていた。
なんだ、これを見つけて辿ってくれば簡単に斜面上部からここまで来れたんじゃん。
近くの樹にリボンでもあればすぐに気が付くのに……。
とはいえ、これでひと安心。
まさに「虎の子」のトラロープを頼りに逆に登り返すと、やはりちゃんと目的の平場にたどり着くことができた。
しかし周囲はどちらを向いても崖。
こんな急な斜面の中に、よくこれだけの平地を造り出したものだ。


Mogura_08
平地の少し下方には、今も小さな小屋が残されていた。
この1棟だけが残されていたのは、唯一石造りだったからだろうか。
四方の壁をブロック様のもので積み上げた一方、屋根は簡素な木製という造り。
これは火薬庫とのこと。
もう特徴から察しはついていたけれどね。


Mogura_09
この平場には作業場の他に宿舎まであったということで、周囲の土手は石垣で頑丈に整えられていた。
それでも閉山後、竹に侵食されているようだ。
そう、廃屋を乗っ取るのは、いつも竹
一方、インクラインがあったという話もあるが、顕著な痕跡を見つけることはできなかった。


Mogura_10
電線を通したのだろうか、きれいな碍子が埋め込まれたままの壁が転がっている。
みごとに育った美しい苔が、まるで本来そうであったかのように化粧を整えていた。


Mogura_11
さらにその片隅には二つ並んだ竃(かまど)の残骸。
戦時中の物がない時期に、こんな山の奥で何を煮炊きしていたんだろう。
これも使われなくなった年月の重みを緑の苔が主張しているようだ


Mogura_12
お世話になったトラロープ。
上まで登り返してよく見たら、肝心の端っこはもう編み目がむしれて黒の一本だけになっているではないか。
くわばら くわばら (古っ)
こんなものを信じて体重を預けていたなんて……

【お終い】

なお茂倉鉱山にはこの前山の他にもう一つ後山と呼ばれる別の鉱山もあったと記録されている。
またArakura_s新倉・集落から登るのかな。
資料がなくて場所を特定できていないが、いつか訪ねてみたいものだ。

・持倉鉱山跡はこちら
・峰之沢鉱山跡はこちら
・湯ヶ島鉱山跡はこちら
・持越鉱山跡はこちら
・寝姿山鉱山跡はこちら
・矢筈山鉱山跡はこちら
・縄地鉱山跡はこちら
・大賀茂鉱山跡はこちら
・河津鉱山桧沢坑跡はこちら

現場で撮影したよくわかる動画はこちら
                

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茂倉鉱山(早川町)【前編】

山梨県早川町の辺りは鉱山跡が多いところ。
奥沢金山など武田黄金伝説が残るものもあるが、ここ茂倉(もぐら)鉱山は残念ながら金を産出した訳ではない。

戦争の槌音が間近となった1938年(昭和13年)頃、経済封鎖による資源不足を解決する策としてこの山から主に石膏石を産出するため拓かれたという。
石膏?
たかが石膏というなかれ。
石膏と聞いてすぐイメージできるのは建築資材くらいだが、他に医薬品や化粧用、さらに身近なところではお豆腐の製造なんかにも使われる、生活に密接した大事な原料なのだそうだ。
しかし、そもそも鉱山の生産性が低かったんだろう、終戦と共にここ茂倉鉱山は閉山となってしまったという。

Mogura_01

県道沿いのArakura_s新倉・集落から急な山道を登ること4キロ。
標高1000mに近い山肌に茂倉の集落はある。
言わずと知れた限界集落だ。
だいたい名前がモグラなのにこんなに高いなんて。

その途中、林道脇から急傾斜を降りて行く。
ほどなく辿っていたわずかな手掛かりの木樵道も消失した。
地形図から予想はついていたが、実際、傾斜はかなりのもの。
(振り返って撮影)


Mogura_02
すると樹に絡げられた1本のワイヤーが目に留まった。
結構古いもので、辺りに木材を切り出したような痕跡もないから、これはもしかして昔の鉱山関連のものなのか?
いずれにせよ、迷った時にこうした人工物を見つけると勇気百倍になる。


Mogura_03
ワイヤーに沿ってさらに下ってみた。
すると、大きな岩肌にやけに不自然に平らな石の表面。
すっかり苔むしているが、これはもしやコンクリート?
かつての鉱山坑口を人工的に塞いだものではないのか。


Mogura_04
そこで周辺を探ると、ついにここが鉱山であったことを証明するものが落ち葉の積もる足元から見つけた。
それはトロッコに使われたのであろう、レールの残骸。
しかしこんな急傾斜の山肌にトロッコって、ほんとうに使えたのだろうか。


Mogura_05
さらに転がるように傾斜を下っていくと、ついに沢まで着いてしまった。
いかん、計算が違う。
下調べでは、目的の鉱山跡の平場は沢よりも20mは上の筈。
沢まで下ってしまっては行き過ぎだ。
やはりルートを間違えたことで、目的より降りきってしまったようだ。
見渡すと沢床には古びた2本の鉄製水管。
ナニコレ?
管からはきれいな沢には不似合いの不気味な茶色い水が流れ出ていた。


Mogura_06
今度はこの半ば埋もれた水管に沿って斜面を登り返すことにした。
するとそこには斜面に隠れるように、やはり茶色く濁った水をたたえた坑口が潜んでいた。
ここで算出していたのは石膏石なんだから、まさかここみたいに鉱毒はないと思うが。
茶色い色はただの鉄サビと思いたい。

茂倉鉱山(早川町)【後編】に続く。

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