韮崎のお腰掛け【神明神社編】
韮崎の神社を巡っていたところ、面白いものに巡り会った。
独特の風習という。
しかもそれは穂坂町のごく限られた地域だけというから不思議なものだ。
場所は韮崎市穂坂町の古い集落「三ツ澤」というところ。
その集落のさらに一番奥に「神明神社」がある。
さほど広くない境内の社殿から、奥まったところに石垣で囲まれた一段高く上がった部分が見える。
これがその「お腰掛」というもの。
この辺りで神社の柱といえば、なんといっても諏訪の御柱(おんばしら)が有名だろう。
でもここのものはあんなに高い柱じゃなく、ごく控え目な高さ。
4本の短い柱で作った枠のようなもので、山の神様がお座りにこなる場所と伝えられている。
つまりこの4本の柱で『結界』を作っているんだね。
結界といえば、このタコツリもそうだった。
木組みの中央にはいくつもの石が積まれていた。
中央に立っているのが御神体なんだろうか。
伝えられるところでは、まだ社殿が作られる以前にまずこのお腰掛が作られたという。
歴史あるんだね。
韮崎のお腰掛け【山神社編】に続く。
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