韮崎のお腰掛け【山神社編】
韮崎のお腰掛け【神明神社編】から続く。
同じ穂坂町の上今井というところにやってきた。
苔むした、長い石段を登ったところに山神社(大山神社)はある。
参道の石灯籠には文化11年と彫られていたから、建立は江戸時代後期らしい。
(マウスを置くと画像が切り替わります)
能舞台まである広い境内のさらに奥へ進むと、この鳥居。
渋い。こんな貫禄ある鳥居、滅多にお目に掛かれない。
二つ目の舞台の裏に回ると、ほらここにも4本の短い柱で作られたお腰掛が。
しかし内部に御神体のようなものはなく、ただ杉の落ち葉で覆われただけ。
ただこちらには石造りの2頭の狛犬がいて神様を守っているようだ。
その狛犬のお顔もすこぶるユニークではある。
舞台の前部には大きな杉の下駄が祀られていた。
その前に添えられた普通の下駄と比べると、その大きさがわかる。
一本歯の高下駄だから、おそらく天狗が履くものなんだろう。
たまゲタ。
現場で撮影したよくわかる動画はこちら
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