作りかけの鳥居(天津神明宮)
廃神社の現況を探るため、鴨川近くの林道を走っていた。
そしたら道路脇の空き地に、何やら立派な材木が並べられている。
まだこれで部材は全部ではないけれど、この並べ方は……
そう、鳥居に違いない。
檜なんだろうか、良く見るとずいぶんと立派な材木だ。
ちょっと見にも、その年輪は軽く百本は超えていそう。
完成したらもう見られない、巧みに掘られた切り込みが窺える。
だって角材と違って材木の形状は丸いし、組み合わせる角度も直角じゃないものな。
相当に難しい筈。
失敗が許されない、まさに匠の業なんだろう。
あとで調べたら、近くにある「天津神明宮」のものということがわかった。
なんでも二十年に一度の「式年鳥居木曳祭」というものがあったらしい。
すべて完成して実際に建てられたら、ぜひまた見てみたいものだ。
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