ヴァルデスくん、ありがとう
3日朝、徳島市で市道を歩いていたマッサージ師の男性がバックしてきたダンプカーにはねられ死亡というニュースが伝えられた。
男性には視覚障害があり盲導犬を伴っていたが、そのヴァルデスくんもダンプカーにひかれて共に亡くなったそうだ。
まさに、身を挺して守ろうとしたんだろうか。
奇しくもヴァルデスくんはこの日が10歳の誕生日。
男性とは9年間のおつきあいというから、人生(犬生?)のほとんどすべてを尽くしてきたことになる。
しかし盲導犬としてはすでに高齢にあたるので、この11日に引退する予定だったというから余計に泣かせるじゃないか。
ヴァルデスくん
人間のために尽くしてくれたこと、感謝します。
ありがとう。
そして、誕生日おめでとう、もだったね。
安らかに。
2011年当時のヴァルデス
(財) 徳島の盲導犬を育てる会
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コメント
おはようございます
幼い子供が巻き込まれた殺人事件も悲惨ですが、こんな悲しい事故(事件)はありませんね。
このヴァルデスくんの生涯は何だったんでしょう・・・。盲導犬なので、最後まで主を護ろうとしてくれてたんでしょうね、きっと・・・。ま、どちらかが残るのでなく一緒に死ねたことだけは良かったのかも知れませんが。
ダンプの運転手、「気が付かなかった」では済みませんよね。バックの警報音も出していなかったようですし。
男性とヴァルデスくんのご冥福をお祈りしたいと思います。あの世があるならば、二人してゆっくり散歩を楽しんでほしいものです。
投稿: poohpapa | 2015.10.04 05:54
poohpapa さん
おはようございます。
もしご主人がクルマにひかれてしまったのに自分が生き残っていたら、ヴァルデスくん、きっと後悔の念にかられたんだろうと思ってしまいます。
そう思うと一緒に天国に逝ったことは本望だったのかと。
それにしても、身勝手な人間に比べなんて彼は純粋な一生だったんだろう。
「犬畜生にも劣る」なんて、そんな言葉すら恥ずかしい気がしました。
ああ、また泣けてくる。
投稿: ピーちゃんの身元引受人 | 2015.10.04 06:35