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秩父・小鹿野の廃吊橋

小鹿野町の洋館から今度は武州街道(国道299号線)を西進。
やがて国道は赤平川を越えるが、その手前で旧道に分け入る。

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すると対岸に赤い鉄橋が緑の中にうかがうことができる。


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赤い鉄橋は残念ながら廃橋。
渡り口は材木で頑丈に封鎖。
立入禁止の看板は厳ついが、上部に波板の三角屋根が付けられているのはご愛敬?


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真夏のこととて緑が濃いが、赤いのがすべて鉄骨で構成されたこの廃橋の姿。
吊橋なのに、主橋まで鋼製トラス構造というのはかなり珍しい。


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鉄骨は残っているが、歩くための踏み板がすでに欠落。
足元が丸見えになっている。


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これが下まで降りて見上げた廃橋の姿。
吊橋であることが良く見える。
また此岸(こちら側)の主塔が川底から建っていたのに比べ、彼岸の主塔は土手の上に建てられているのがわかる。
橋が出来たのは4~50年ほど前のことらしいが、詳しいことはわかっていない。


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ぐるりと国道を迂回し、反対側に回ってきた。
小高い丘になっているのでこちらは道が切り通しになっている。
もちろん通行止め。


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柱の隙間から覗いてみた。
わずかに踏み板は残るが、こちらもほとんどスカスカだ。
渡れる?
水面までの高さは10mほどだが、それでも落ちたらヤバイぞ。

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コメント

おはようございます

たまたま近々「吊橋が壊れて人が落下する動画」をアップするつもりでいましたので「おや・・・」と思いました (^◇^)

私は「揺れる吊橋」は絶叫マシンより大好きなんで、こういう橋でも渡ってみたいと思っちゃいます。でも、間違いなく踏み板は一瞬で壊れますね、これじゃ。

架け替えれば観光名所になりそうですが、資金的に難しいんでしょうかね・・・。

投稿: poohpapa | 2015.10.16 05:48

poohpapa さん
おはようございます。

>こういう橋でも渡ってみたいと思っちゃいます。

度胸ありますねえ。
僕は辞退申し上げます。
「廃」なものを探索していると、橋は落下するもの、トンネルは崩れるものと、嫌ほど刷り込まれているもので。
もちろん地元の自治体は撤去したいんでしょうけれど、それにもお金が掛かりますものね。

まさに、「進むも地獄、退くも地獄」
それほどのものでもないか。

投稿: ピーちゃんの身元引受人 | 2015.10.16 06:39

うへ。
見るからに怖そうな橋です。
渡れても渡らないかもしれません。
吊り橋は好きですが・・
君津市のあの場所の橋もわたるのが不可能に
なってしまいましたね。

投稿: いはち | 2015.10.16 14:40

いはちさん、こんにちは。

「君津市のあの場所の橋」って、ゴルフ場の仮設鉄橋ですか。
開発が再開されたらしいですね。
あそこはボルトもろくに閉まっていなかったし、あの高さから落ちたらヤバイ。

投稿: ピーちゃんの身元引受人 | 2015.10.16 15:23

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