組合立の中学校
南相木村と北相木村、合わせても人口は2千人ほど。
そういう訳で、それぞれの村に小学校はあるけれど中学校はない。
中学生になると、子どもたちは隣の小海町まで通うことになる。
それがこの『小海中学校』。
立派な石垣の門が迎えるが、学舎は左の奥になる。
でも、一つの町と2つの村が一緒に造った中学校って、「町立」なの? それとも「村立」?
(マウスを置くと画像が切り替わります)
そしたらこれは「組合立」なんだそうだ。
3つの町村で中学校組合を作ったんだね。
だから正式名は「小海町北相木村南相木村中学校組合立小海中学校」という長いもの。
こういうシステム、初めて知った。
同じようなのが長野県にはあと3つ。
全国には20以上あるそうだ。
実際に生徒だった人の話では、「校名が長すぎて履歴書の欄に書き切れない」のが悩みだったとか。
なるほどね。
ここだって十分に長いけれど、でも日本で一番長いのは愛媛県にある「高知県宿毛市愛媛県南宇和郡愛南町篠山小中学校組合立篠山中学校」だそう。
なんと30文字だから驚き。
しかも大学でもないのに二つの県に跨がっているというのがすごいや。
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コメント
こんにちは。
あら。実は千葉県にも組合立の小学校が存在します。
岬町ですが・・・
最初組合立って聞いた時に、農業協同組合か漁協か?
と思ってしまいました。
こちらも学校組合立なんですね。
投稿: いはち | 2015.10.28 11:28
いはちさん、こんにちは。
ありゃ、千葉県にも?
千葉県は僕が確認したリストには載っていませんでした。
それじゃ、全国にはもっとあるんでしょうね。
投稿: ピーちゃんの身元引受人 | 2015.10.28 11:47