穴から仰ぐ「おみかの滝」
「おみかの滝」は長野県南相木村、千曲川の支流・南相木川に掛かる滝。
ヒョングリでもないのになぜいま滝なのかというと……
ネットで見た滝のアングルが格別だったから。
一度見ただけでその写真に惚れたのだ!
ほらね。
この、洞窟から仰ぐような感覚は、そうこの滝に近いもの。
ただし、こっちの穴は残念ながら人工のものなんだけど。
そう、この「観瀑台」に行くにはこんな鉄道用のような馬蹄型の人工トンネルを通っていく。
暗いのは怖いから、念のためヘッドランプも持参したけれど、トンネルは観光用なのでちゃんと自動で蛍光灯が点灯するようになっていた。
なるほどこれなら大人も怖くない (^_^)v
さすが財政潤沢な南相木村だわい。
なお滝は総落差24m、3つの段瀑になっていてそれぞれ「上の淵」「中ん淵」「下ん淵」と呼ばれている。
そのため「3つの甕(かめ)」ということから「三甕(みか)の滝」と呼ばれたそうだ。
(写っているのは一番上の滝)
ちなみに滝のすぐ近くに南相木小学校があるのだが、あの日航機事故の時は630名余りの自衛隊員が体育館や音楽室に泊まり込んで救難活動にあたったそうだ。
墜落現場の御巣鷹山まではずいぶん距離があるけれど、ここが長野県側としては最東端の公共施設だったんだね。
合掌。
現場で撮影したよくわかる動画はこちら
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