大正ロマンの旧今井医院(大月市)
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初狩宿の外れ、旧甲州街道沿いに建つ大きな民家の一角にレンガ造りの蔵があった。
石垣を積み上げた高台に立つ蔵はかなりの大きさ。
きっと内部は2階建てになっているのだろう。
宿場町が多いので漆喰壁の蔵はよく見掛けるが、この辺りでレンガ造りとは珍しい。
地元・山梨日日新聞によれば1903年(明治36年)完成らしいとのことなので、もう112歳になる。
明治期らしく、煉瓦を長手の段、小口の段と一段おきに積む典型的なイギリス積みになっている。
またよく見ると、破風の装飾など、かなり手の込んだ装飾が施されているのがわかる。
ただアーチになった窓の枠など、かなり損傷があるようだ。
詳しいことは不明だが文化財には指定されていないらしい。
しかしなんとか大切に保存してもらいたいものだ。
(そうさ、部外者なんていつも無責任)
・レンガ造りの宇都野火薬庫はこちら。
・レンガ造りの龍ヶ崎・西洋館はこちら。
・レンガ造りのカブトビール工場はこちら。
・レンガ造りの防備衛所はこちら。
・レンガ造りの喜多方・蔵はこちら。
・レンガ造りのキングスクロス駅はこちら。
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あのオウム真理教による郵便物爆発事件に関与したとして殺人未遂幇助罪などに問われていた菊地直子被告が、東京高裁で「無罪」になったって。
「無罪」ですよ、>ご同輩
ま、法律的にはいろいろあるんだろうけれど、庶民感情としてはなんだかねえ。
そもそも無実の人が17年間も逃げ回るのが理解できん。
加えて、また裁判員制度による1審の判決が高裁の裁判官によって覆されたという事実。
「そんなんなら最初からあんたたちプロ裁判官でやれよ」、と言いたい気分だよ。
そのために司法試験を通ったプロが雇われているんだろうから素人に迷惑掛けるな。
聞けばこの裁判長、あの袴田事件でも意表を突く訴訟指揮をした人なんだってね。
菊地直子さん、良かったね。
そういう巡り合わせもきっとあなたの運のうちなんだろう。
でも、そういう人が果たして「善良な市民」?
せめて「無実」と「無罪」は違うと言ってくれ~。
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「ビリヤード」と「サッカー」を合わせた新競技の名前が『ビリッカー』というそうだ。
手法はわかるけれど、いかにも安易なネーミング。
なんか、勝てる気がしなくない?
一方、マクドナルドもまたおかしなキャンペーン始めたね。
ほら、いま宣伝してるエグチというやつ。
「エグチ」というのは「エッグ・チーズバーガー」を略したものなんだって。
なんじゃそりゃ。
それなら「エッグ・チキンバーガー」だって「エグチ」だろう。
そもそも愛称はお客さんが付けるものであって、会社が押しつけるものじゃない。
それに「エグチ」じゃあ、まるで人の名前だ。
江口洋介さんをCMに起用するとかいうなら許すが。
危うくケツをマクるとこだったけど、でもマクドナルドの工場見学には感心する。
ハンバーガーの主役・ビーフパティを作っている工場の見学の際に出される食事が、なんと「幕の内弁当」なんだって。
やるねえ。
確かに「幕の内」だって、「マックの内」だものな。
このセンスには敬意を表するぞ。
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(C)Kadokawa Pictures
今年の大阪国際女子マラソンで3連覇を果たしたばかりのタチアナ・ガメラ選手が、ドーピング違反により所属するウクライナ陸連から失格を申し渡されたそうだ。
これから4年間の出場停止と同時に、過去4年間の記録もすべて抹消とか。
これで13年の大阪国際で2位だった福士加代子選手、14年に引退レースで2位になった赤羽有紀子選手らがいずれも1位に繰り上がる見通し。
でも、いまさら「あんたが優勝!なんて言われてもねえ。
しかし女性の名前に「ガメラ」とは……
日本では考えられないけど。
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武田勝頼公を祀る町から続く。
大和中学校から少し山を登ったところに武田勝頼・信勝・北条夫人の菩提寺『景徳院』はある。
1583年(天正10年)、勝頼と家臣ら殉死者の菩提を弔うため、徳川家康が寺領を寄進し、景徳院は創建されたという。
繰り返された火災から類焼を逃れた『山門』が県指定有形文化財に、また境内及び武田勝頼墓が県指定史跡となっている他、境内の桜の樹が甲州市の天然記念物に指定されているそうだ。
起伏のある広い境内をしばらく彷徨ったあと、やっとこの『没頭地蔵』にたどり着いた。
首級をとられた勝頼(37歳)、信勝(16歳)、そして北条夫人(19歳)の3人を祀ったものなので、地蔵尊はいずれも頭部がない。
ずいぶんな傾斜地に設けられているが、「地蔵を動かすと祟りがあるから」というのもまた宜(むべ)なるかな。
この扁平な石はこの上で北条夫人が自害したとされる『生害石』というもの。
北条夫人はその名の通り、相模の戦国大名・北条氏康の6女で、政略結婚で勝頼に後妻として嫁いだもの。
自害の前夜、勝頼は北条家へ戻るよう説得したものの、夫人は共に果てる道を選び、わずか19という若さで短い生涯を終えたことになる。
【辞世の句】
「黒髪のみだれたる世ぞはてしなき 思ひに消ゆる露の玉の緒」
(今の世の中は黒髪のように果てしなく乱れ、私の思いは露の玉のように儚く消えようとしています)というような意味か。
お姫様というと幸せそのもののようだけど、大名の娘にとってもまた悲しい運命(さだめ)の時代だったんだね。
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中央線・甲斐大和駅前にある大和中学校。
その隣にささやかな公園がある。
その一角には戦国武将の立派な銅像が建てられ、凛々しく辺りを睥睨している。
わかっているよ、ここは甲斐の国だもの、武田信玄公でしょ。
(マウスを置くと画像が切り替わります)
え 信玄じゃなくて、勝頼?
なるほど、ここが武田勝頼が命を落とした、つまり武田家450年終焉の地ということなんだな。
山梨に武田信玄ゆかりの地は多けれど、それが信玄でなく勝頼とは珍しい。
右手で軍配を上げているから、軍の指揮を執っているところなのかな。
37歳の若さで最後は自害を遂げたんだよね。
この中学校では、毎年4月の最終日曜日に『武田勝頼公まつり』が行われているそうだ。
また近くにある景徳院には勝頼公と子息である信勝、そして北条夫人の悲しいお墓があるとか。
行ってみよう。
武田勝頼のお墓(景徳院)に続く。
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フルーツの町・勝沼にも眼鏡(めがね)橋があるというので訪ねてみた。
1931年(昭和6年)完成。
山梨県道34号にあり、すぐ脇に新しい橋が架けられているので現在は歩道専用として使われている。
散り重なった落ち葉が、もうしばらくクルマが来ていないことを物語っているね。
橋自体を観察してみたいが、こちら側からは降りられないのでぐるっと新橋から反対に回ってみる。
橋の袂から川まで降りる急坂があった。
その途中から橋を眺めたのがこれ。
大正期に勝沼駅(現:勝沼ぶどう郷駅)が設置されたため、そこまでトラックで名産の葡萄(ぶどう)を出荷するため道路(白井甲州線)が計画された。
この橋はその道路途中の笛吹川の支流・日川を跨ぐために架けられたものという。
地元では「眼鏡橋」と言われているそうだけれど、でもこれは眼鏡じゃないよねえ。
コンクリート製アーチ橋で延長約60m。
真下にある堰堤が景観を削いでいるような。
橋は特に痛みなど見当たらず、まだ十分に使えそうだけれどね。
1997年(平成9年)、国の登録有形文化財(土木建造物)に指定されている。
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山梨方面への探索には良く使う「東富士五湖道路」。
まだ早朝のこととてクルマはほとんどない。
前日の雨も上がり、富士もみごとな新雪を頭に頂いている。
やっぱり富士はこうでなくっちゃ。
ところが前方は、真っ白。
富士吉田の町はすっかり深い霧の中じゃないか。
というよりほとんど雲海だよね、これ。
左右の森は富士の樹海だけれど、行く手は雲海か。
こんな所で雲海を見られるのって、お得だろう。
これって、やっぱり運かい?
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崖っぷちの韓国に、なす術もなく飲み込まれた『侍ジャパン』
昨夜行われた、野球の『プレミア12』のことね。
最終回に3-0を逆転されるなんて。
もう次の登板は考えなくて良かったんだから、快投乱麻だった大谷翔平投手を完投させれば良かったんだ。
なんて、素人の無責任な繰り言は絶えないけどね。
しかしこれが『小久保ジャパン』なら構わないけれど、ふてぶてしくも『侍ジャパン』を名乗ったんだから日本国民は許さないぞ。
侍なら、最も大切な試合で負けたんだからこれはもう全員切腹だ。
イヤならまた百姓になるか。
各々方、合言葉は『 また 飛躍しよう!』なるぞっ。
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長野県佐久穂町の奥深く。
『鷽(うそ)の口円筒分水』というのを訪ねた。
細い農道をどん詰まりまで下ったところに大きな水路があった。
滔々と流れる水は近くの石堂川から引き入れたもの。
近隣の農業のためのもので、このあと上村、佐口、小山それぞれの用水に分けられる。
それが水路の先にあるこのこのコンクリート製の丸い建造物。
千葉でもよく見掛けた『円筒分水』というものだね。
上記三つの用水に分水するため、1953年(昭和28年)に建設されたもの。
三つに分ける用水といえば甲斐小泉の三分一湧水が有名だけど、ここのはもっと複雑。
円筒の下部には基本、上村用水28個、佐口用水13個、小山用水6個の全部で47個もの穴が開けられている。
それをさらに内側から細かく塞ぐことによって様々な組み合わせの分量をコントロールしているんだね。
これは塞がれてしまったほうの用水。淋しい。
一方こちらは十分に供給を許された方の用水。
分配はどうやって決めるんだろうね。
ちなみに初代のものは老朽化したため造り直され、これは昭和40年代に大改修されたものだそうだ。
現場で撮影したよくわかる動画はこちら
↓
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フランスの高速鉄道TGVの事故だけど、死者は11人に増えたし、子供も乗っていたという続報。
乗っていたのはすべて車両技術者という話だったのに、なんで子供が乗ってたんだ。
試験列車じゃなかったのか。
それに事故との写真見ると、やっぱり1両だけじゃないよね。
不可解なことばかり。
テロよりも、こっちの事故の背景のほうが気掛かりだ。
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いまフランスではISを名乗るグループによる同時テロで大騒ぎだけど、その陰で10人も死亡する列車事故が起きていたんだね。
こちらはテロとは関係なく、試験走行中だったTGVのテスト車両とのこと。
たった1両(列車とは言わないか)だったので乗っていたのは技術者49人だけというから不幸中の幸い。
もしも営業車両だったらまさに大惨事になりかねなかった。
それにつけてもあらためて思い知らされるのが日本の新幹線の安全性だ。
50年以上走り続けて、一人も死亡事故を起こしていないのはスゴイこと。
なんといっても公共交通機関は安全が第一。
インドネシアの人~、あとで後悔しても知らないよ~。
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「ノーパン」と「ノーバン」、正直言って自分のディスプレーではこの二つの言葉の区別がつかない。
みなさんはどうですか。
いちいち拡大してみる訳でもなく、詰まるところ前後の文脈から判断しているんだろう。
(と、他人事のように言う)
ところがスポーツ紙がこの「錯覚(?)」をうまく使って儲けているというんだからただならない。
例えば『○○(アイドル名)、ノーバンでキャッチャーミットに』と、タイトルを打てば、その日のスポーツ新聞売り上げに寄与するというんだから世の男性とは可愛いものだ。
もちろん「ノーパン」と「ノーバン」とを意図的に勘違いさせているんだね。
でも、「ノーパン」は「ノー・パンティー」のことだからわかるけれど、「ノーバン」は「ノー・バウンド」のこと。
これを略すなら、本来「ノーバウ」だろうが。
「スマートフォン」を「スマフォ」ならぬ「スマホ」に定着させてしまったのと同じ、マスコミュに悪意を感じるぞ。
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また始まった韓国の共通入学試験『大学修学能力試験』
いくら超学歴社会だとはいえ、毎年繰り返される狂騒劇のことね。
全国1,212もの会場で63万人以上が挑戦。
英語のリスニングが行われる時には飛行機も離発着が禁止になるし、遅刻しそうな受験生を送り届けるため8千人もの警官が動員されるという国を挙げての大行事なんだからスゴイや。
だけど試験会場を間違えるのなんて生徒自身の責任じゃないの。
そもそも選抜のために入学試験をするんだから、そういうことも含めて試験の筈。
それに白バイがノーヘルのまま生徒を乗せて急行しているのも驚きだ。
万一それで事故になったらどうするんだ?
警察は責任を取れるのかな。
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海尻駅のすぐ脇に位置するのが、『海尻宿』だ。
この狭い道路は佐久往還(佐久甲州街道)。
ここは宿場の入口だったので、意識的に道が曲げられている。
「舛形」というやつだね。
なお、この角のお宅は広角レンズのせいではなく、実際に丸くカーブしている。
珍しいね。
だから、正確には『角の家』ではなく『丸の家』 ?(゚_。)?(。_゚)?
一方、こちらのお宅は角張っているが、白壁に描かれた家紋が誇らしげだ。
全体に古い道らしさはあるものの、ここにはいわゆる旅籠らしい建物はなく、宿場街という感じはしない。
というのも、ここはほとんど大名は通らなかったので、本陣、脇本陣等がないから。
その代わり、問屋(といや:後の鉄道駅のようなもの)がこの宿場の中心だったそうだ。
正面に見える、大きな姫小松(長野県天然記念物)の樹のところがその跡ということだけれど、現在は更地になっていた。
なぜ、問屋(といや)がない?
すみません、そのあたりは疎いや。
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道路の側溝に身を潜め、上を通る女性のスカート内をのぞき見ようとした男が兵庫県警に逮捕されたそうだ。
側溝といっても、大人が入るのがやっとという深さ約60cmの狭いもの。
こんな所に朝から約5時間も「張り込んでいた」というんだから、まあ根性はある。
ただ、そんな覗き見するのに効率が良い場所とは思えないけれど。
問題なのはこの男、わずか2年前にも同様の手口で逮捕されていたというんだからよろしくない。
前回どういう裁判でどういう判決が下されたのかはわからないけれど、結局何も反省しなかったということなんだろう。
とにかくこの男、その時に「生まれ変わったら道になりたい」と曰ったそうだ。
残念ながら、念願の「道」にはなれなかったんだね。
で側溝なんかに入るから、ソッコウで捕まっちゃったじゃないか。
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僕自身はマクドナルドに行かないので知らなかったけれど、新聞記事によれば『チーズバーガー2個分』の値段より『ダブルチーズバーガー1個』の値段のほうがずっと高いんだってね。
『チーズバーガー』は1個130円。
これに対して『ダブルチーズバーガー』はチーズと肉、そしてピクルスがそれぞれ1枚ずつ多いだけでパンは同じなのに値段が340円もする。
これなら『チーズバーガー』2個買ったほうが絶対にお得だろう。
これについて日本マクドナルドの広報は、「ダブルチーズバーガーが高いのではなく、チーズバーガーを安くしているから」なんて、訳のわからない説明をしているそうだ。
そういえば昔からマクドナルドの価格設定って、なんかポリシーが統一されていないような気がする。
安価に走ったり、突然高級感を出してみせたり……。
まあ、価格設定は勝手だけれど、衛生面には気をつけて欲しい。
日本なら落ちたナゲットは投げっと~☆
じゃないと、もうマックで怒鳴るド。
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中国と台湾が、「歴史的」会談を行ったというニュース。
確かにこれまで一度も行われなかった両首脳の会談だから、「歴史的」なことではあるんだろう。
でもその背景には、追い詰められた国民党の馬総統と中国共産党の習主席、それぞれお家の事情がみえみえだ。
お互いに砲口を相手に向けている二つの中国。
不測の事態を招かないため、ホットラインを設置することで合意したそうだ。
でもそのホットラインが『中国の台湾事務弁公室と台湾の大陸委員会の間』ってどういうこと。
キューバ危機の時みたいに、ホワイトハウスとクレムリンとを直接結ぶ、というのならわかるけど。
そんな低レベルの連絡をしていたんじゃ、ミサイルのこの時代、いざ交戦という緊急時に間に合わないと思うけどね。
両首脳が直接連絡を取り合えてこそのホットライン。
やっぱり会談の真相、実は冷めているんだな。
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小海線は、別名「八ヶ岳高原線」。
実にそのうちの9駅がJRの標高「高い駅ベスト9」に入るという、まさに高原線だ。
紅葉にはまだ早いが、線路端にダリアの花が咲いているなんて、なんかお洒落だ。
あれ、でもずいぶん急カーブなところに駅があるんだな。
ホームにも花が飾られて素敵だけれど、ほらずいぶん急だよね。
これじゃ、電車とホームの間に隙間で出来て危険だろう。
ここ『海尻駅』は標高1035m。
こんな高い所なのに地名に「海」が付くのは、かつて平安時代、災害によりこの辺りに湖が出来たから。
それが『小海』なんだね。
千曲川から水が流れ込んだ所が『海ノ口』で、ここは反対側なので『海尻』という訳。
知りませんか?
でも、地名に『尻』なんて付けられてもなあ。
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人口13億人ともいう中国は、魅力的な巨大市場。
これまで日本からも数多くの企業が進出しているね。
でも政治的な不安から、数年前にも大規模な日本ボイコットが起きたばかり。
爆買い程度で喜んではいられない。
加えて進出した日本企業は簡単に撤退もできず、こういうのもチャイナリスクと言うんだそうだ。
4日発表されたのは、カルビー製菓が現地のスナック菓子合弁製造販売子会社から撤退するということ。
合弁相手があの康師傅グループだったんだから、早晩こんなことも予想されたんだけどね。
この会社は3年前に設立したばかり。
カルビーの持ち分は資本金1億2600万元の51%ということだから、日本円で約12億円あまりか。
でも提携解消の条件はこれをわずか1元で売り渡すというものなんだってさ。
1元て、たったの19円だよ。
12億円が19円……。
責任者、出て来いっ。
なんか、情けなくて『かっぱえびせん』が塩っぱく感じられるよ。
中国進出には気をつけるのが当たり前、そんなの『経営のいろは』だ。
ポテトチップスの会社ならなおさらのこと。
『いろはにポテト』だもんね~☆
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ギネスといえば、さまざまな世界記録で有名。
実際にギネス記録を認定するのはイギリスのビール会社だけれど、それでも政治には流されずあの中国にも毅然として対応しているらしい。
というのも、先に江蘇省揚州市が挑戦した「世界最大のチャーハン」では、その後残飯を豚に与えたということで記録が認定されなかったからね。
例え相手が大国でも、ルールは守らせなくっちゃ。
で今回、川越工業高等学校・電気科の学生が新たなギネス記録にアタック。
挑戦するのは「乾電池の動力だけの電車で20キロの距離を走る」というもの。
パナソニックの乾電池『エボルタ』といえば、これまでグランドキャニオンを登ったり、ルマン24時間を走ったりと、いくつもの世界記録を残して来たけれど、今回は実際に人間が乗車した約2トンの電車というんだからすごいや。
しかも、当日はその後路線が一般営業となるため、決められた時刻に軌道上から完全撤収しなくてはならない制約があったという。
スリルがあったけれど、無事撤収できて良かったね。
取り残され、「乾電池に触って感電ちまちた。」じゃ、酒落にならん。
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ここは長野県の松原湖畔。
実は松原湖というのは3つの湖の総称で、ここはその一つ「長湖」に突き出した半島部分。
この左手に見えているのが長湖の湖面。
かつてここにあったと伝えられる「神光寺」というお寺の跡を訪ねて来たのだが、この先は私道になっていて進めない。
林の中に垣間見えるいくつかの石のようなものが、まだ遺されているという諸堂の礎石なんだろうか。
残念ながら、閉鎖された私道に入って指導を受けるのはイヤなので引き返す。
神光寺は平安時代の初期、826年(天長3年)に創建。
明治まで78代も続いた由緒正しいお寺だったという。
しかし明治政府が定めた『神仏分離令』により、神光寺は廃寺。
明治3年ここにあった三重の塔は、他のお寺に売り渡されたのだという。
そこで今度は一転、三重の塔の嫁入り先である佐久市までやってきた。
神光寺にあった三重の塔は、今はこの地の「貞祥寺」に移築されているというのだ。
貞祥寺は境内の広いたいへん大きなお寺で、その三重の塔を探すのに苦労した。
森林鉄道探索の後だったので、足がヘロヘロだったしね。
やがて木陰の向こうに現れた三重の塔は、想像以上に立派なものだった。
貞祥寺は室町時代の1521年(大永元年)に前山城主の伴野貞祥が、祖父と父の追善のため開基した曹洞宗の古刹。
三重の塔の価格は金112両2分であったという。
現在のお金に換算するのは難しいが、およそ2千万円くらいにはなるだろうか。
それだけの価値は十分ありそうだ。
なぜ神光寺が廃寺になったのかというと、神光寺の住職は諏方神社の神主も兼ねていたため、明治政府の強権の前でいずれかを辞めなければならなかったのだ。
また当時神光寺の本堂は台風のため倒壊していて三重の塔だけが建っていたということもあり、塔だけの生存が許されることはなかったという。
歴史の悲しい一面を見た。
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ここは長野県松原湖畔にある「松原諏方神社」。
神社の歴史は古く、まだ藤原時代の939年(天慶2年)頃に当地の伴野氏が創建したと伝えられている。
ちなみにここは「諏訪」ではなく、「諏方」が正しいそうだ。
その目的は境内右手にある、この「野ざらしの鐘」。
かの武田軍が佐久市から甲府へ梵鐘を運ぶ途中、千曲川と大月川の合流する手前辺りへ来た所で、全く動かなくなってしまった。
そこで信玄が「松原神社へ運ぼうか・・・」とつぶやいたとたん動き出したので、松原湖畔まで引き上げて寄進したそうな。
その後、江戸時代から明治に至るまで、この鐘を屋根の下に置くと社殿や氏子が火事に遭う災難が続いたため、野外にさらして置かれ「野ざらしの鐘」の名前が付いたんだそうだ。
鐘は国の重要文化財に指定されているので保存のため屋根が掛けられていて、いま正確には「野ざらし」ではないが。
ところで神社には駐車場がないので近くの空き地にクルマを止めさせてもらった。
それがここ。
見ると、なにやら二宮金次郎らしき像や子どもの遊具も見られる。
空き地に二宮金次郎といえば学校だ。
これはもしや廃校?
建てられていた石碑をみたところ、「旧北牧小学校五箇冬期分室 松原分教所」の跡であることがわかった。
1899年(明治22年)開校とあるから歴史がある。
気候が厳しいところなので、冬の間はここに分校を開いて学習したんだね。
1980年(昭和55年)に廃校。
今はない校舎の分を考えると校庭が狭く感じられるが、となりに冬季凍結する松原湖があるのでみんなアイススケートをしていたんだね。
松原湖からは多くのオリンピック・スケート選手を輩出しているそうだ。
・足柄上郡 高松分校はこちら。
・杉木立に眠る、神田小学校宇連分校はこちら。
・諏訪市の湖南小学校後山分校はこちら。
・北杜市の江草小学校はこちら。
・学童像のある川合尋常小学校はこちら。
・金次郎だけが残った上平山小学校はこちら。
・早川町の硯島小中学校室畑分校はこちら。
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いまや世界で最も「ハロウィーン」が盛んなのは日本らしい。
昨夜は週末ということもあって、渋谷駅前は大混乱。
DJポリスの出動はいいけれど、逮捕者まで出たのはいかんだろう。
それに日本人ならゴミは持ち帰らなくっちゃね。
彼ら若者の場合、ハロウィーンの本来の意味なんかどうでも良くて、とにかく仮装が楽しいらしい。
仮装して脅カソウというんだろうけれど、でも妖精のコスプレはだいたい似合ってない。
来年はヨーセーよ。
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