冷たいホットライン
中国と台湾が、「歴史的」会談を行ったというニュース。
確かにこれまで一度も行われなかった両首脳の会談だから、「歴史的」なことではあるんだろう。
でもその背景には、追い詰められた国民党の馬総統と中国共産党の習主席、それぞれお家の事情がみえみえだ。
お互いに砲口を相手に向けている二つの中国。
不測の事態を招かないため、ホットラインを設置することで合意したそうだ。
でもそのホットラインが『中国の台湾事務弁公室と台湾の大陸委員会の間』ってどういうこと。
キューバ危機の時みたいに、ホワイトハウスとクレムリンとを直接結ぶ、というのならわかるけど。
そんな低レベルの連絡をしていたんじゃ、ミサイルのこの時代、いざ交戦という緊急時に間に合わないと思うけどね。
両首脳が直接連絡を取り合えてこそのホットライン。
やっぱり会談の真相、実は冷めているんだな。
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