今も現役・由比の文化財銀行
由比宿の桜えび通りからさらに東京に向けて歩を進める。
すると、旧東海道だろう道沿いに趣のある建物が目に入った。
間口は狭いものの、奥行きが深い建物で、正面はギリシヤ神殿のような存在感のある柱が印象的。
実は1925(大正14年)に由比町内初の鉄筋コンクリート造として建てられた『旧庚子銀行本店』の建物。
玄関左手には『登録有形文化財』のプレートが付けられていて、由緒ある建物であることを主張している。
外観からは窺えないが、地下室もあるそうだ。
銀行のことだから、地下金庫なんだろう。
実はまだ現役。
1900年(明治33年)に設立された庚子銀行はその後幾多の変遷を経て現在の清水銀行に吸収されたが、ここは今もなお『清水銀行由比支店 本町特別出張所』として営業を続けている。
ここからわずか数百mのところに清水銀行由比支店があるのに、だよ。
(マウスを置くと画像が切り替わります)
まさかまだ銀行として使っているとは思わなかった。
バンクるわせだ。
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