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妙蓮寺石棺(沼津市)

沼津市にある『妙蓮寺』は日蓮宗のお寺さん。

Sekkan_01
日英上人というお坊さんによって拓かれた。
1428年(正長元年)というから室町時代になる。
日蓮宗というくらいだから、門の中に立つ像は当然のことながら日蓮聖人だろう。


Sekkan_02
失礼して境内の玉砂利を踏みしめ、墓地の一角まで進む。
するとこんなものが……。
壊れた下水管の残骸だろうって。失敬な。

一部損傷しているものの、これは古代の石棺。
伊豆石の凝灰岩をくり抜いて造られたもので、正確には「刳抜式家形石棺」(くりぬきしきいえがたせっかん)というものだそうだ。


Sekkan_03
側石と底石を一つの石から彫り出し、前後の側石は別のものをあてたとされる。
分厚い蓋石の底面には合わせ目の溝が掘られている。
形は家形に近く、本来2個をつなげたものというが1個しか現存していない。

くり抜くといったって、これだけ大きい石なんだからさぞ大変な作業だったろう。
きっと沼津喰わずで仕事したんだな。

・初瀬街道、延命寺・平楽寺の石棺はこちら
・長柄長柄横穴群の石棺はこちら

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