『お坊ちゃま、お嬢様』
昨夜、テレビを見ていたら「金持ちのお坊ちゃま、お嬢様」というのをやっていた。
内容はどうでもいいんだけど、この『お坊ちゃま、お嬢様』という並べ方。
もちろん男の子が『お坊ちゃま』で、女の子のほうが『お嬢様』になる。
あれ、これって対等じゃないよね。
男の子のほうに揃えるなら、男の子の『お坊ちゃま』に対し、女の子は『お嬢ちゃま』にすべき。
でも、女の子のほうに揃えると、おかしなことになるぞ。
だって女の子は『お嬢様』でいいけれど、男の子は『お坊様』になっちまう。
なんで、男だけ突然『坊さん』なんだよ。
これは男女差別だ~☆
なに、拙僧には節操がないだと!
はい、僧なんです。
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コメント
たなぼたさん。
そう言われれば全くそうですね。そこで語源辞典当たってみたのですが、出ていません。それで、Weblio辞書を見たら、
ーー「坊ちゃん(ぼっちゃん)」の語源
子供の愛称は僧家からとったものが多い。たとえば、「法師」という文字も平安時代から幼名に用いられていて、戦国時代の織田信長も幼名は「吉法師」であったし、信長の子信忠も孫の秀信も幼名は「三法師」であった。この「法師」という言葉は、初めは僧侶を尊敬する意味に用いられていたが、耳になれるにしたがって軽蔑の代用となり、ことに新しく一坊の主(あるじ)というので「坊主」という敬語が生まれた。これと同じ意味から、愛児を「坊や」あるいは「坊主」または「坊ん」と呼ぶようになり、他人はこれに対して「坊ちゃん」「お坊ちゃま」「坊様」「坊んさん」「坊ん」「坊んち」などと称するようになった。
商家において、小さい丁稚(でっち)を「小僧」というのも、やはり聞きならされたお寺さんの言葉から出たものである。ーー
とあり、お坊様でも良いようです。ただ今は可笑しくて使えませんね。言葉はこんなにも変化するものかと、勉強になりました。長々すみません。
今日のブログ、ギャグ的には近来最高の出来です!
投稿: せいざん | 2016.06.29 15:51
せいざんさん、こんにちは。
詳しく調べていただき、感謝であります。
ふむふむ、元はといえば、「法師」から来ているんですか。
こちらこそ勉強になりました。
気象庁の人も早起きしてまず空を観なくては、ね。
「起床よ、法師」
投稿: ピーちゃんの身元引受人 | 2016.06.29 16:34