コンビニ店員と芥川賞
芥川賞といえば、お笑い芸人である又吉直樹さんの『火花』を思い出す。
あれからもう1年経ったんだね。
今回受賞した村田沙耶香さんは作品タイトルの『コンビニ人間』の通り、実際に週3日コンビニでアルバイトをしているんだそうだ。
最近じゃブラック企業が名を馳せる中、このコンビニは「頑張った分、認めてもらえる」から好きなんだって。
すごい、どこなんだろ?
いまどき珍しい関係だね。
ただそもそも選考会の側がこうした話題性を狙っているような気もする。
つまり特徴のない人よりも、芥川賞受賞はアクター側が有利。
で普通、芥川賞なんて受賞すると周囲からは「先生」と呼ばれて執筆活動に集中するものだけど、今後も仕事を続けるかどうかは「店長と相談して決める」そうだ。
店長とも、なんかいい関係。
二人はきっといいコンビニなるね。
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コメント
おはようございます
私も、選考基準については同様の印象を持っています。なんか、選考委員が「自分たちが選んだ後の話題性」を狙っているようで・・・。
正直、ブログを休んで小説を書きたいのです。一話だけでいいです。でも、テーマが見つからないのです。テーマさえ決まれば一気に書けそうに思えますが・・・。てことは、お前じゃ無理、ということなんですね。余命を考えると焦ってしまいます。
芥川賞小説はいくつか読みましたが、つまらない小説や何が言いたいのか解からない小説もあって、「火花」さえ読んでいません。あれだけ話題になっていたノーベル文学賞候補の「ノルウェーの森」も読んでいないのです。なんと言うか、世の中の風潮に流されるのが嫌で・・・。
すみません、人様のブログで愚痴っぽい話をしてしまいました。
投稿: poohpapa | 2016.07.22 06:25
poohpapa さん
おはようございます。
芥川賞も、直木賞も、いち出版社の販売戦略の一つ。
所詮は可能性を示した文壇新人賞に過ぎず、しかも年間2回ずつもあるんですものね。
そんなのに振り回されるのは恥ずかしい限り。
だから、僕はもらってやらないのであります。
懐中時計より山用のGショックのがいいもん。
賞金は受け取る。
投稿: ピーちゃんの身元引受人 | 2016.07.22 06:57