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「青いキリン」とノーベル賞

3年連続となった日本人のノーベル賞受賞に、中国の新聞が「どんな秘密があるのだろうか」という記事を掲載。
それに絡めて日本の新聞が笑い話を紹介して牽制したそうだ。
これがその「青いキリン」という有名なジョーク。


ある大富豪が言った。
「青いキリンを見せてくれたら、莫大な賞金をだそう」

・イギリス人はそんな生物が本当にいるのかどうか、議論を重ねた。
・ドイツ人はそんな生物が本当にいるのかどうか、文献を調べた。
・アメリカ人は世界中に軍隊を派遣して探し回った。
・中国人は青いペンキを買いに行った。
・日本人は品種改良の研究を地道に重ね、ついに青いキリンを作り出した。

納得だね。
そういう地道な活動が日本人がノーベル賞を受賞する理由だよね。
またよく似た話に「新製品」という話もある。


新製品が世に流通するまでには、全部で4つの段階がある。

・アメリカの企業が最初に新製品の開発をする。
・するとロシア人が「自分たちはもう30年も前に考え出していた」と主張する。
・日本人は改良を重ねてアメリカ以上の品質の製品を作り輸出する。
・やがて中国人が日本製の製品を真似した偽物を量産して世界を席巻する

実に言い得て妙ではないか。
勤勉な日本人を誇りに思います。

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コメント

おはようございます

実に解かりやすく「言い得て妙」な例え話ですね、ホント、納得です。

料理もそうですもんね。日本人は「いかにもっと美味しくするか」探求しますもん。

投稿: poohpapa | 2016.10.05 06:40

poohpapa さん
おはようございます。

ほんと、日本人ということに誇りを感じます。
でも、こうした業績は過去20年も30年も前に起因すること。
近年は海外留学や大学院に残る学生も減っているというので気掛かりであります。

自分のことを棚に上げてナンですが……
若者よ、未来を見据えてこれからも頑張って欲しい。

投稿: ピーちゃんの身元引受人 | 2016.10.05 06:54

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