句碑の里(身延町)
身延町(山梨県)の山あいを走っていると、桜並木の下にたくさんの石碑。
これ、何?
まさかこんな道端にお墓じゃないよね。
ほら、こっち側にもたくさん。
坂道の両側1キロ以上に渡り、ひざ丈ほどの石碑が並んでいる。
実はこれ、俳句の文章を刻んだ句碑というもの。
クルマより、歩いて散策したほうがいいね。
ハイカーだから。
道路際だけでなく、奥に足を踏み入れてもこんなにある。
四十数年前に永六輔氏や地元の有志が始めた俳句による町興しの運動なんだそうだ。
甲州は石の名産地だしね。
すべて無名の素人俳人のもので、トータル1,189句もあるとか。
数えてはいないが。
その中の一つを読ませてもらった。
『人よりも 地蔵が親し 赤とんぼ』
ふむふむ。
詩情があってなかなかいい句だと思うけど、あの毒舌・夏井いつき先生に掛かってはきっと『凡人』に斬って捨てられるんだろう。
あ 手を挙げてる人がいる。
ヒッチ俳句かも。
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