« 良く、つきそう | トップページ | 『KDDI』が革新技術を活用した新サービス提供開始 »

東名・巨大アーチ橋の競演

見よ!
このみごとなアーチ橋の競演を。

Minasegawa_01
これは神奈川県山北町にある、皆瀬川橋。
3本も並んでいるが、すべて東名高速道路のもの。
この部分にまだ新東名(第2東名)は建設されていない。


Minasegawa_02
横から見ると、こんな感じ。壮観だね。
1969年(昭和44年)の完成。
当時は上りと下りの2本だったが、1990年に拡幅工事に伴い下り線が右ルートと左ルートに分けられたため1本追加。
それで同じ形式の橋が3本も並ぶことになったんだね。
ちなみに橋の形式はすべて補強材が縦に並んだ『上路式逆ローゼ橋』というもの。


Minasegawa_06
しかも3本すべてがトンネルを出てすぐに橋というシチュエーション。
素人考えだけど、こういう条件も建設をかなり難しいものにしているんだろう。
上を通っていると意識しないけれど。


Minasegawa_04
反対側は橋の土台部分まで行けるので探索してみた。
あれだけの巨大な橋も、土台の取付は1本(3本だけど)のピンに頼っているんだね。
しかも3個とも、取り付けは水平でなく微妙に傾けられているのがわかるかな。


Minasegawa_05
この角度ならわかるでしょ。
右のと左のとが対称になってないものね。
どういう必然があるのか、こんな所でも難しい工事をしてるんだね。

なお建設当時、現場で振動測定をしたところ、まったく車両が通行がないにも関わらず常に橋が揺れ続けているのが観測されたそうだ。
実はここ、狭い谷間に架けられているので、谷風が強く吹き抜けるためなんだって。
大丈夫かい。

・第二東名・新富士川橋はこちら

|

« 良く、つきそう | トップページ | 『KDDI』が革新技術を活用した新サービス提供開始 »

旅行・地域」カテゴリの記事

」カテゴリの記事

」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 東名・巨大アーチ橋の競演:

« 良く、つきそう | トップページ | 『KDDI』が革新技術を活用した新サービス提供開始 »