余裕運転は駄目ですか? 原子炉再開
原子力規制委員会は、日本原子力研究開発機構が申請した「常陽」の審査を保留したそうだ。
「常陽」は廃炉が決まった「もんじゅ」に代わる高速実験炉で、この運転再開が認められないと社員が3千人以上もいる原子力研究開発機構もその存在意義すら失いかねないとか。
審査では、原子炉の熱出力をこれまでの14万キロワットから10万キロワットに変更した点が槍玉に挙げられたそうだ。
これによって避難計画を策定する範囲が30キロ圏内から5キロ圏内になるので、地元自治体の同意が得やすくなるのが狙いというんだね。
ところが規制委員会側は、「実際の設備と熱出力は合わせるべき」として異例の厳しい対応になっちゃった。
でも14万キロワットの能力はあるところ10万キロワットで運転て、いけないことか。
クルマだってみんな180キロは出るけど、制限速度100キロの運転で何も問題にされてないじゃん。
つまり、余裕を持って安全に走っている訳だ。
なんか、「常陽」を稼働させないための理由付けのように感じられるけどな。
なんとかならない?
それも 情よ~。
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