« 「決まり手」と「決め手」 | トップページ | 祝! 佐藤琢磨選手インディ500レース優勝 »

カンチレバー架橋の遺産「徳沢橋梁」

奥川森林鉄道から屋敷小学校へ行く途中、国道459号線は磐越西線のガードを潜る。

Tokusawa_brd_01
うん?
やれに趣のある鉄橋ではないか。
クルマを止めて観察してみよう。


Tokusawa_brd_02
銘板を見ると『阿賀野川徳沢橋梁』とある。
岩越線(現:磐越西線)の延伸工事に伴い、大正3年(1914年)に完成した全長193mの鉄道橋。
中央部の1支間がピン結合の単線下路式曲弦プラットトラス、残りの2支間が単線下路式プラットトラスで、名門のアメリカンブリッジ社製となっている。
ここと同じく、ペンシルバニアからはるばる海を渡って来たんだね。


Tokusawa_brd_03
下を流れるのが阿賀野川。
この鉄橋により、列車は福島県から新潟県へと渡ることになる。

樹木が邪魔をしてうまく見通せないが、両岸のトラスから少しずつ橋を延伸し、橋の中央で双方を連結する方法で架設された、日本初のカンチレバー架橋ということだ。
良くわからないけど、なんか格好いい。

・中央線遺構・立場川橋はこちら
・中央線遺構・旧笹子川橋台はこちら

|

« 「決まり手」と「決め手」 | トップページ | 祝! 佐藤琢磨選手インディ500レース優勝 »

旅行・地域」カテゴリの記事

歴史」カテゴリの記事

鉄道」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: カンチレバー架橋の遺産「徳沢橋梁」:

« 「決まり手」と「決め手」 | トップページ | 祝! 佐藤琢磨選手インディ500レース優勝 »