将棋界の巨星、静かに墜つ
将棋界では、史上最年少でプロデビューその後も快進撃を続ける藤井聡太・四段の活躍が注目を集めているけれど、その一方で最年長の棋士である加藤一二三・九段の引退が決まったね。
昭和29年(1954年)に当時の史上最年少棋士・史上初の中学生棋士。
わずか18歳でA級八段となるという偉業を成し遂げ『神武以来の天才』と呼ばれた凄い人。
名人1期、十段3期、王位1期、棋王2期、王将1期などタイトルを総なめにしたまさに斯界の偉人だ。
でも、昨日の対局に敗れ、規定でついに現役引退が決まったんだね。
かつてなしと言われた名人も勝つ手なし。
頭領も、ついに投了か。
いくつもの逸話や名言があるけれど、その一つ。
「私から闘いを取ったら何が残ると言えよう。
勝負師である限り、命尽きるまで勝負に明け暮れるのが棋士の運命(さだめ)」
恰好いーじゃん>爺ちゃん
悔いの無い将棋人生だったよね。
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