風が吹くと醤油が下がる
実際に銃は撃たないけれど、貿易戦争というのがあるね。
トランプ大統領が引き起こしていま騒動になっているやつだ。
これがさらにいろいろな分野に影響を及ぼしているらしい。
中国からの輸入品に追加関税を課した米国に対抗し、中国は米国から輸入する大豆の関税を25%上乗せ。
すると米国産大豆の大口顧客である中国への輸出が激減することになり、大豆価格が急落。
すると大豆を輸入して醤油を造る日本は生産コストが低下。
すると醤油を造っているキッコーマンの業績向上への期待が広まる。
すると何もしないのに同社の株価が上がる、という訳だ。
「風が吹くと桶屋が儲かる」というのは、有名な因果関係を象徴するお話だけど、まさにこれは桶屋の論理じゃない。
この関税で吹く風はきっと社会で習った『貿易風』というやつなんだろう。
アメリカめ、誠意を見せろ!
『Show you』 だ。
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コメント
生産コストが下がると株価が高騰するんですか~。
でも、醤油の値段は下がらないんでしょうね。
しょうゆうことか。(爆)
投稿: いはち | 2018.07.03 14:56
いはちさん、こんにちは。
そうそう
逆に、大豆が値上がりした時にはすぐ醤油も値上げするのにね。
>しょうゆうことか。
はい、ソースっ。
投稿: ピーちゃんの身元引受人 | 2018.07.03 15:03