任官拒否です、防衛大生
『防衛大』は、大学ではなくて、大学校。
自衛隊の幹部候補生を養成する機関であって、普通の大学じゃない。
授業料なんかが全て免除なだけでなく、毎月約11万円の月給がもらえるばかりかさらにボーナスも年2回(約38万円)出るという優遇。
ところが卒業しても自衛隊に入らずに民間企業に行っちゃう卒業生が絶えないんだよね。
今年の場合、卒業生が478人で、そのうち49人が任官拒否なんだそうだ。
実に1割以上で、これは史上2番目の多さだって。
防衛大の卒業式といえば、ブルーインパルスが来たり、総理大臣が出席して訓示、そして学帽を一斉に宙に投げて卒業生が退出するというシーンがお馴染みだけど、任官拒否だと式への出席は許されないんだそうだ。
でもそれらの学生には前日、別に式を挙げて済ませているというから、なんだかな。
ま、そういう学生が将来、自衛隊の幹部になることを考えたら、早めに辞退してくれたほうがいいけどね。
任官するには責ニンカンが必要なんだ。
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