鳴かぬなら、どうしましょ、ほととぎす

ジャニーズ『嵐』の松本潤さんが徳川家康役で参加する『浜松まつり』の騎馬武者行列について、浜松市は人気集中で公募する観覧客を2万人から2万2000人に増やしたものの、応募総数については公表しない方針だそうだ。

人気の過熱による雑踏警備への支障が理由としているけれど、昨秋の『ぎふ信長まつり』で織田信長に扮した俳優の木村拓哉さんと松本潤さんの人気が応募総数によって比べられることを回避するのが本音らしい。
事務所の力が強いから、気配りがタイヘンだねえ。

ところで前から疑問なんだけど……
『ジャニーズ』じゃなくて『ジョニーズ』じゃない?

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怪我の功名だったかも

Seiden火災で焼失した沖縄県の世界遺産『首里城』だけど、その跡地に未公開の石組み地下遺構が見つかったそうだ。
今までは上に正殿が建っていたからわからなかったんだね。

これって、火災に遭って良かったということなんじゃないの。
だって建物が火災で消失しなければ、永遠に地下遺構には入れなかった筈。
そもそも世界遺産は建物のほうじゃなくて床下の遺構のほうだったからね。
燃えた正殿なんて、どうせ昭和になって再建されたものなんだし。
地下遺構のほうが、よほど大切だっていうこと。

こういうのを『怪我の功名』というんだな。
怪我は痛いけど。
全身打撲でも 前進だ!僕

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ツタンカーメン王の頭像、6億円也

 Tutankhamun
Tutankhamun古代エジプトの少年王、ツタンカーメンの三千年前の頭像がロンドンで競売にかけられ、なんと6億4千万円で落札されたそうだ。
さすが世界の国宝級。
すごいね、

って、ちょっと待てよ。
これって、誰の持ち物なのさ。
エジプト政府が競売に強く反対するというのもわかるぞ。
大英博物館のエジプトのものや、コンコルド広場のオベリスクとか、みんな戦利品として持ち出されたものばかりじゃないか。
そういう、不当な手段で得たものは返しなさい。

なに、北方領土のことかと思った?>プーチン大統領
実はそうだよ。
了解ないのに領海内だなんて。

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『インカ神殿』再び

今朝みたら、この記事に昨夜異常なアクセスがあったことに気づいた。
5年前に行った新潟の『持倉鉱山』跡だ。

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調べたら、またテレビでやったんだね。
昨日は『世界の何だコレ!?ミステリー』という番組。
以前は『ナニコレ!珍百景』でやって、やはりアクセスが増大したことがあったっけ。

テレビ局もネタの使い回しか。
でも今はドローンで空中から観察できるからいいなあ。

ということで、この辺でドローンしまする。
Doron

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清水沢の百庚申

群馬県下仁田町の県道沿い。

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川向こうの山肌に、何やらたくさんの石が並んでいるのが目に付いた。
お墓のようでもない。
これは何だ?


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クルマを停め近付いてみると、ひときわ大きな石に『庚申塔』とある。
庚申塔とは延命長寿にご利益あるといわれる庚申信仰に基づいて建てられた石塔のこと。
道の辻や寺の入り口などによく置かれているものだね。


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それがここでは1か所にまとめられ、この壮大な眺めになっている訳。
『清水の百庚申』と呼ばれているとか。


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中には「建治2年6月」とあるから、今から740年も前に立てられたものであることがわかる。
歴史があるんだねえ。

何か目盛りのような刻み跡が?
『目盛り有る記念碑』なのかも。

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海雲寺の招き猫

ここは安中市のあるお寺さん。
住宅街の目立たない一角にその山門はある。

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正式名を『江月山海雲寺』というんだな。
『招福観音』とも書いてある。
あれ、右側に建っているのは……


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だいぶ古びているけれど、この石像は招き猫?
そう
ここでは招き猫が招福観音として祀られているんだね


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この海雲寺は招き猫を奉るお寺さん。
招き猫といえば、東京世田谷の豪徳寺だけど、この海雲寺の先代が豪徳寺で修業した縁で分身を奉っているんだそうだ。

招福殿の両脇にもちゃんとネコちゃんが並んでいるね。

・千曲市の猫神さまこちら
・猫町青梅のにゃにゃまがりこちら
・カラスと戦ったニャンコこちら
・香貫山のニャンコたちはこちら
・御前崎の猫塚たちはこちら
・キティちゃんのいる禅寺こちら
・豪徳寺の招き猫こちら
・軍艦島のニャンコこちら
・猫実町のニャンコこちら
・美喜井稲荷のお猫さまこちら
・西芳寺の招き猫こちら
・今戸神社の招き猫こちら

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『おぬしもワルよのう』

Akudaikan自身の選挙の際、地元市議らに現金入りの封筒を配ったとして槍玉に挙げられている自民党大阪支部の神谷昇衆院議員。
案の定、今度は受け取った側の立場でも槍玉に挙げられちゃったね。

なんでも地元・岸和田市の市長選挙の際、現市長である候補者から現金計200万円を2回に渡って料亭等で受け取ったんだそうだ。
それも、同席者によれば「神谷氏の座布団の下に現金入りの封筒を忍ばせた」という生々しいもの。
まるで悪代官そのものじゃん。
テレビで見た時代劇のいちシーンのようだけど、ほんとにこんなことやってるんだね。

悪代官は悪だ、いかんっ!

でも、座っている座布団の下に100万円入れられるのか ?(゚_。)?(。_゚)?

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木造トラスが残る『旧落合橋』

かつては各地に多く存在したという『木造トラス橋』
しかし木製という性格上、現存する大型のものはほとんどないという。
ところが群馬県内にまだ一つ残っているものがあった。
しかも、国道に使われていたという由緒あるものだ。
朽ちてしまう前に、これは観ておかねば……。


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という訳でやって来たここは、群馬県の下仁田町の外れ、ほぼ長野県に近い山の中。
舗装もだいぶ傷んだこの道は、この記事の場所をさらに進んだところ。。
つまりこの道は旧・川越街道(国道254号)ということになる。
ただし平成元年(1989年)に新道ができたので、今はもうこの道は使われていない。
右上の高い所に見える新道は山をトンネルで抜けていて、両者の高度差はこの段階ですでに70m以上もある。


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緩くカーブした赤い橋は『落合橋』という鋼鉄製の橋で、銘板によれば昭和39年(1964年)に完成したもの。
わずか約25年使われただけで、上の新道にそのポジションを譲ったことになる。
『落合橋』から隣を覗くと、ほら藪にまみれた木製のトラス橋『旧落合橋』が見えてきた。
トラスというのは三角構造のことね。


 クリックすると拡大します
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いったん橋を渡り、袂から崩れやすい路盤を慎重に20mほど下の沢まで降りてきた。
橋が越えているのは市ノ萱川の支流である西高畠沢という谷で、やがて利根川となって太平洋へと流れ出る。

下から見上げると、橋はこんなに高い。
中央の赤いのが平成になるまで使われてきた『落合橋』でその隣が『旧落合橋』だ。


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さらにガレ場を越えて『旧落合橋』の真下までに来た。
橋脚は1本もなく、両側の橋台から幅30mほどの谷をひと跨ぎしている。
橋の形式は、たぶん『木造・上路ダブルワーレントラス』というものになる。
廃止になってからでもすでに50年以上経っているのに、下から見ると木製の骨組みはまだしっかりしていそうに感じられる。


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見上げ続けて首が疲れたので、再び上まで戻った、今度は沢の反対側。
かつてクルマが往来した筈の路面は、上から見ると草木や樹木に覆われ、一見してこれが橋の上とは思えない様相。
ちょっと見、これならなんとか渡れそう?


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いえいえ、トンでもない。
恐る恐る足を踏み入れてみると、すぐに足元がスカスカになる。
危ない箇所が落ち葉でうまく隠されていたんだね。
これは駄目だ。


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危ない、危ない。
かつては覆っていたであろう底板はすっかり朽ちていて、隙間から覗いてみれば下の沢が丸見えだ。
これだけ落ちたら危ない。
それにしても骨組み自体はほんとうにしっかりしているのに感心させられる。


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再び橋の上を渡って沢の反対側に戻ってきた。
ああ、トラスの上には本来こんなしっかりした角材が敷き詰められていたんだね。
もっとも、でなければトラックの車重に耐えられまい。
なんせ木製とはいえ、これでも国道を支える橋だったんだから。


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斜め横から橋を観察してみると、立派なそのトラス構造が見て取れる。
上弦材と下弦材との間には縦横に渡したトラスの所以である斜材。
さらに上下を結ぶ鉄棒の吊り具が追加されているのがわかる。
これでさらに強度を増していた訳か。
しっかりした仕事していたんだな、木製トラス。
長い間、ご苦労であった。
褒美をとらす

現場で撮影したよくわかる動画はこちら
                

・伊豆・廃ループ橋跡はこちら
・旧稲又川橋跡はこちら
・君津・廃橋跡はこちら
・中央線遺構・立場川橋はこちら
・ねずみの歩道橋はこちら
・崩壊橋梁・祭畤大橋はこちら
・破壊橋梁・旧柴崎橋はこちら
・崩落橋梁・旧鹿行大橋はこちら
・白根のループ橋はこちら
・笹子の笹子川橋台はこちら
・小山の森村橋はこちら
・長泉の石橋アーチ橋はこちら
・西会津の奥川橋はこちら
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・巨大アーチの東名・皆瀬川橋はこちら
・木造トラスが残る旧落合橋はこちら

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上杉謙信の愛刀、5億円ならず

Sanchomo新潟県上越市の教育委員会は、同市ゆかりの戦国武将・上杉謙信の愛刀とされる国宝『太刀 無銘一文字・山鳥毛』の取得を断念したことを発表した。

岡山県在住の所有者は当初、新潟県や山形県米沢市に10億円で譲渡を打診したもののいずれも進展なし。
そんな中、上越市は専門家が鑑定した評価額3億2千万円を上限に交渉に臨んだ一方、所有者は5億円まで引き下げたものの、それ以上の歩み寄りはなかったという。

上越市は今年度予算に太刀関連の経費として維持管理費を含めた約3億3千万円を計上していたというが、破談により補正予算で減額すると共に、市民から集めた寄付金も返金する方針。
ただ募金箱で集めた約50万円は寄付した人が特定できないため、返還しないんだと。

そんな馬鹿な。
太刀を購入しないんなら、ちゃんと募金を返して欲しいぞっ。
僕の善意もボキンと折れたじゃないか。

あ 僕は募金してないんだった。
かくて一太刀で斬られた人たち……。

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鹿島のカード、かしましょか

神宮とは、本来社号として神宮号を名乗る由緒ある神社のこととか。
東京人としては、まず身近な『明治神宮』を思いつくけれど、正しくは『伊勢神宮』、『鹿島神宮』、そして『香取神宮』の三つを指すんだそうだ。

 拡大します
Kashima__cardその鹿島神宮が、神社として初めてクレジットカードを発行しているんだね。
その名も『鹿島神宮カード』
(カードを入れる方向を示す矢印がまさに矢になっている)

カードは事前にお祓い済みで、非公開エリアにも入れる特典付きというけれど、年会費の5千円or1万円はみんな神社への寄付。
さらにカードを使って貯まったポイントもすべて神社のものになるというのはなんだかなあ。
今の時代、神様もポイント集めに奔走しているのか。

僕は神様のカードでなくてもいーや。
おかみさんのカードで。(゜_x)バキッ☆

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