半氷結の丹沢・遺言棚 見た

鉱山跡探検ついでに半結の遺言棚に行ってきた。
ハンケツといっても、半分お尻を出した小学生ではない。
半分氷結した滝だ。

西丹沢・玄倉川水系同角沢にある名瀑(?)『遺言棚』。
(丹沢で、棚というのは滝のことね)
遺言棚はあまりの難所なので、「滝を観るには遺言を書いてから行け」という逸話があるからと言うが、実際にはそれほどのことはない。
みんな生きている。

実はこれが2度目のトライ。
前回は2006年11月のことだから、3年ぶりということになる。
まだ未熟だった前回は滝口から降りることができず、実際に滝本体を目にすることはできなかったのだ。

 『遺言棚』全景 (いずれも拡大します)

今回は滝下まで降り、初めて見上げた3段で約45mの雄姿。
前回と季節は1か月しか違わないので、まさかこんなに凍っているとは思わなかった。

 つらら

滝の周囲にはこんなにたくさんのつらら。
寒いんだねえ。
こんな所で遭難したら、一晩で凍るど

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虹と紅葉とヒョングリと(大間川・釜滝)

やっと念願だった『大間川・釜滝』のヒョングリを訪ねることができた。
最初は去年の12月、いきなり林道入り口が崩落で通行止めだった。
次は今年の3月、2時間半も進んだ地点でやはり林道が大崩落で、泣く泣く断念。
しかし今回は万全のロープ持参でここを突破。
3度目の正直でやっと目的の釜滝までたどり着くことができたのだ。

 修復なった仮設橋 (いずれも拡大します)
 
金嬉老事件で有名になった静岡県の寸又峡温泉から入っていく。
前回は仮設橋で関係者以外通行止めだった崩落部分(左)もこんな立派に修復されていた。

 さらに荒れた崩壊林道
 
それでもその先はさらに崩壊が進んでいて、とりわけ旧森林鉄道の鉄橋部分は丸太がもう腐っていてビクビクものだった。
このままでは、渡れるのもあと数年かも。

 釜滝・ヒョングリ
 
そして片道4時間近くを掛け、やっとたどり着いた『釜滝』。
見よ、このヒョングリ具合を。
他にはない、大きなスケールで扇状に転がる滝しぶきが美しい。
左上部には紅葉が、また滝にはちょうど虹が掛かっているのが見える?(左の写真)

動画はこちら

西丹沢・押ン出シ沢のヒョングリはこちら
桑の木沢・黒戸噴水滝のヒョングリはこちら
ボンクラ沢・水神滝のヒョングリはこちら
奥多摩・栃寄沢大滝のヒョングリはこちら
奥多摩・大岳沢大滝のヒョングリはこちら
六合村・さつうぜんの滝のヒョングリはこちら
岩手・七折の滝のヒョングリはこちら
赤城・乙女の滝のヒョングリはこちら
群馬・夜後沢大滝のヒョングリはこちら
丹沢・滝口沢F1のヒョングリはこちら
奈良・宮の滝のヒョングリはこちら
谷川岳・一の倉沢のヒョングリはこちら
山梨・篠沢大滝のややひょんはこちら
丹沢・弥七沢のヒョングリはこちら
岐阜恵那山・釜沢大滝のヒョングリはこちら
岐阜恵那市・寿老の滝のヒョングリはこちら
山梨・篠沢大滝のヒョングリ証明はこちら
丹沢・モチコシ沢のヒョングリはこちら
静岡・牛妻不動の滝のややヒョンはこちら
滋賀・神爾の滝のヒョングリはこちら

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滝のかくれんぼ

Kakurataki滝だってかくれんぼして遊ぶ。
だからその名も『隠れ滝』。
比良山への登山道からわずかに外れて行くとたどり着くのだけれど、近づいても見えるのは高い岩肌だけ。
それでも激しく水の落ちる音はする。
「滝はどこ?」

音はすれども姿は見えず
  ほんにお前は屁のような……

実は滝の両側が深い巨岩に覆われていて、直前で回り込まないと滝は見えないんだね。
落差18mというから、かなりな滝なんだけど。

赤い矢印のところに滝はあるよ。

だから名前が『隠れ滝』

 よくわかる動画はこちら

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滋賀・神爾の滝のヒョングリ

滋賀県は比良山にある神爾(しんじ)の滝のヒョングリを訪ねてきた。
僕のカーナビにはまだ載っていない『新名神高速』なんていうのを初めて走ったんだけど、すごいね。
車線も路肩も広いし、中央分離帯なんてお城の石垣のように立派。
先進的なデザインの橋にはすべて自動の凍結防止スプリンクラーがついている。
民主党政権になった今、これからはもうこんな金を掛けた高規格道路はできないんだろうな。

さて琵琶湖が見える比良山リフト跡から登山道を上っていく。

 神爾の滝・全景 (いずれも拡大します)

40分ほど上がった登山道から急傾斜を下ると現れる、これが神爾の滝。
正確には『雄滝』落差18m。
『神爾の滝』は総称で、もう少し下流に『雌滝』というのもあるがこちらはヒョングリではない直瀑。

 ヒョングリ部

中段の岩から跳ね上がった水流は、対岸の大岩に跳ね返って滝壷に戻ってくる。
この日は水量が多かったせいか、カメラに霧が存分に掛かって参った。

 ウォータースライダー

例により脇の尾根を登って今度は滝の上部からヒョングリ具合を観察。
最初は穏やかな流れ。
やがてここでも水流はウォータースライダーで思い切り勢いを付けているのがわかる。

 ヒョンクリ部(上から)

勢いを増した水流は、スプーンカットされた岩肌から宙に飛び出していくんだけど、動画をよく見るとヒョングリは実は2段になっていることがわかる。
ちょっと見、七折れの滝のよう。
下から見えたのは2段目の部分のヒョングリだったんだね。

 動画はこちら

 たなぼた【ひょんぐりシリーズ】

西丹沢・押ン出シ沢のヒョングリはこちら
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北精進ケ滝・俯瞰の図

山梨県北杜市にある石空(いしうとろ)川の北精進ケ滝を見てきた。
高さ121m、『日本の滝100』にも選定される名瀑だ。
でも今回訪ねる気になったのはchiponekoさんに教えてもらった『山梨の滝』(山梨日日新聞社)に載っている写真を見たから。
なにしろ、通常多く見られる川下側から見上げたものではなく、滝口より約50mほど高いの隣の尾根から見降ろす形で撮影した絶景なのだ。

素晴らしい☆
こんな角度から撮影できるポイントがあるのか。
ヒョングリじゃないけれど、これはぜひとも行ってみたい。
ということで……

 荒れた林道歩き (いずれも拡大します)
 
大間川林道と同じくすでに放棄されたような道は至る所崩れて荒れ放題。
こんな大きな障害物があっては、ね。
これじゃ、下に落とす訳にもいかん。

 ルートの最後と、滝の落ち口
 
撮影場所への最後のルートはこんな感じ。
トラロープが張ってあるので見た目ほど危なくはないんだけれど、今の時期大量の落ち葉が足元を隠しているのに閉口する。
そして滝の落ち口を望遠で捉えた図。
さすがに下からじゃ、この部分は見えないだろう。

 北精進ケ滝
 
撮影場所と、これが隣の尾根から遠望した北精進ケ滝の全景。
落差121mはさすがに遠方からでも迫力がある。
両脇は絶壁に見えるけど、これでも登っちゃう人がいるのだから驚き。(゚_゚)
高さがあり過ぎるせいか、滝壷らしい滝壷はなく下は砂浜のようになっている。

 紅葉・2景
 
残念ながら今年はいまいち紅葉の当たり年ではないらしい。
山の上で見掛けたささやかな紅葉と、山の下の大仰な紅葉。
いずれにも心和ませるコーヨーがある。

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横山大滝で虹を見た

静岡の日影沢金山探訪の際の帰り、横山大滝を訪ねてきた。
ここは別にヒョングリとかじゃないけれど、寄り道さ。

 いきなり大岩 (拡大します)

林道からのとてもわかりにくいアプローチをGPS頼りにやっと見つけ出す。
そしたらルートにこんな大岩。
今はかろうじて木が支えているけれど、こんなのが転がってきたらイチコロだ。

 横山大滝・全景

突然現れた、これが横山大滝の全景。
大きな岩肌を扇形に広がって流れる滝の形は水量もあり、なかなか素晴らしい。

 虹!

ふと、滝壷の辺りを見れば……
11時だけど、を見た。
僕が行くような滝はだいたい沢の奥で日陰が多いため、滝で虹を見たのはこれが初めて。
思わず、ニジりよってしまったい。

 山葵の葉

こんな山奥なのに、山葵(わさび)を栽培した名残なのか、滝の下にひと株が淋しく自生していた。
でも「わーさびぃ」、なんて言わないでね。

【横山大滝の虹】

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ややヒョングリ、静岡・牛妻不動の滝

ネットに紹介された写真を見て、「もしや、ヒョングリでは?」と思って静岡市北部にある牛妻不動の滝を訪ねてみた。
結論から言うと「ややヒョン」だが、もっと大雨の直後なら素晴らしいかも。

 『クマ出没注意』 (拡大します)

人家からすぐ近くなのに、いきなり『クマ出没注意』の看板。
でもよく読むと、ミツバチの巣が荒らされた、というだけでクマの姿が目撃された訳ではないらしい。
そりゃ、クマはハチミツが大好きだけどね。

 牛妻不動の滝・全景

下から見上げた牛妻不動の滝の全景。
ほら、一番上の部分のしぶきが跳ねているでしょ。

 ヒョングリ(下から)

遠いので、望遠レンズに付け替えて確認。
これはやっぱり上から直に確かめるしかないだろう。

 滝上部の流れ

ということで、例により傾斜地をよじ登り、上から流れを確認。
まずはいつものように細い急傾斜を流れ落ちる。

 ヒョングリ部(上から)

そして岩肌の傾斜により、水が跳ね上がる。
この角度からだとわかりにくいけれど、確かに水はヒョングっていたのだ。

 動画はこちら

西丹沢・押ン出シ沢のヒョングリはこちら
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奥多摩・栃寄沢大滝のヒョングリはこちら
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これが谷川岳ひょんぐり滝だ!

去年、やっと念願の谷川岳のひょんぐり滝を見ることができたが、水が少なくまるで爺ぃのションベン状態だった。
いくらなんでも『日本一有名なひょんぐり』の姿があれでは情けない。
初夏の雪解け時期なら水量は豊富だけれど、残念ながら滝は雪渓の下
11月にはまた雪が降るし、そうなるともう台風直後に行くしかないではないか。
ということで大型台風18号襲来の翌日、行ってきましたよ、「谷川岳・一の倉沢」

 左が去年、右が今回 山はまだ緑 (いずれも拡大します)
 
去年よりたった1週間早いだけなのに、今年はまだ全然紅葉していない。

 水量豊富!
 
近くに寄ってみれば、水しぶきの量が全然違う!
そう、これこそが日本で一番有名なひょんぐりの真の姿なのだ。

 強者どもの夢の跡

例により、巨大な岩肌には谷川岳の岸壁に挑んだクライマーたちが残していった古いハーケンの跡。
ありがたく使わせていただきます。

 ザイルで確保しながら

みごとな岩肌のスプーンカット。
いったい何万年掛かって削ったんだろう。

 またしても霧が……

これも去年と同じ。
お天気だったのに、山にはあっという間に霧が降りてきた。
天候の急変、さすが「魔の山・谷川岳」。

 動画はこちら (風の音が凄くてごめんね、ごめんね~☆)


前回の『谷川岳ひょんぐり』記事はこちら

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西丹沢・モチコシ大滝

西丹沢・玄倉川の支流、モチコシ沢の入り口にあるモチコシ大滝を見てきた。

 仏岩と青崩隧道 (いずれも拡大します)

まずは玄倉川を遡る。
振り返ると高くそびえる仏岩の岩壁。
「左側を向いて胸で手を合わせる観音様」というけれど、見える?
素直な心でないと見えないよ。
左手に見えるのは有名な青崩トンネルの出口部分だけど、もう何年も通行止めになったままだ。

 大木と巨石

玄倉川で巨石は驚かないけれど、その巨石をも止めてしまう大木ってすごいパワーだね。
でも越えるには難儀する。

 釜と隘路

ヒョングリ滝には前から行きたかったのだけど二の足を踏んでいたのは、こうしたをいくつも通らないとならないから。
(釜は滝壺状の淵のこと)
水はきれいだけれど、深い所では太腿まで水に浸からざるを得ないんだもの。

 モチコシ大滝・全景

これがヒョングリの前に立ち塞がるモチコシ大滝。
V字峡谷状で見通しがきかないので、写真ではなかなかこのモチコシ大滝の全容が伝えられない。
上下2段になっていて、真ん中にも滝壷があって全体で落差60mとか。

 モチコシ大滝・下部

モチコシ大滝・下の部分は大きな岩肌を扇状に落ちている。
下からは見えないが、この上にも滝壷がある。

 モチコシ大滝・上部

モチコシ大滝・上の部分。
上部の流れは細いがこれだけの迫力がある。
目的のヒョングリ滝はこのさらに上。
巻いて登るのもタイヘンなのだ。

 動画はこちら

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山にパトカー

 山に不似合いなパトカー

モチコシ沢探検帰りの玄倉林道(一般車は入れない)で出会ったパトカーと護送車。
誰か、遭難?
山でパトカーなんかに出会うとロクなことはないんだけどな。

そう思っていたら、今日のテレビで、「玄倉川に転落した男性救助」というニュースをやっていた。
良かったね。
なんでも10日ぶりの救出というから、僕が通った時はもちろんまだ捜索中だった訳だ。
僕も気をつけなくっちゃ。
はい、他山の石といたします。

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