山ウド、敬うど

Sansai14日に青森県十和田市の山に山菜採りに入り、行方が分からなくなっていた八戸市の男女二人が、今日5日ぶりに無事発見されたそうだ。
73歳の男性と72歳の女性でいずれも命に別状はないということだ。
良かったね。

もちろん日帰りの予定だったので、食料などは携行せず。
二人はこの5日間、沢の水を飲んだだけだって。
すごい、とても僕には堪えられないな。
なんせ、検査のため「朝食を抜いて」と言われただけで、超ショックだもの。

ところでこの二人、名字が違うから夫婦じゃないようだけど、どういう関係?
心中未遂だったりしてね。
余計なお世話か。
忙しないから世話しない。

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木曽駒ケ岳で50年ふり雷鳥のひな

劔岳にて(1998.5)
Raicho2
環境省によれば、木曽駒ケ岳で絶滅危惧種である雷鳥(ライチョウ)のひなが、三つのつがいから計20羽も生まれたのが確認されたそうだ。

北アルプスではよく見掛ける雷鳥だけど、中央アルプスではもう50年以上も途絶えていたとか。
今回のつがいは、昨年夏に北アルプスの乗鞍岳から移したもので、みごと自然繁殖に成功したんだね。

鳥なのに飛ぶのが苦手でおっトリしていて襲われやすいからトリ扱いに注意だ。

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やっぱり、歳には……

Aconcagua86歳で南米大陸最高峰アコンカグア(標高6961m)の登頂降を目指していた三浦雄一郎さんが、体調不良から登頂を断念して下山したそうだ。

本人は登頂の意思をみせていたというけれど、最終的に同行した医師の判断に従ったそうだ。
賢明な判断だろうね。

今回もヘリコプターで下山ということで、やっぱり体力には不安があったということなんだろう。
体力に問題ないのなら、自力で下ればいいんだものな。

三浦さんは希望の星だったけど、無念。
結局、サプリ飲んでも老いは防げないといいうことか。
同じ登山家の端くれ(?)としては少々悲観的にならざるを得ない。

暗いって?
だって『登山家』だもの、『暗い?まぁ』

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また貴重な人材が……

Ani_heli19人が乗った群馬県の防災ヘリコプターが山中に墜落。
残念だけど、生存の望みはあまりないらしい。

搭乗していたのは県の防災航空隊員4人と吾妻広域消防本部の5人。
いずれも訓練を積んだ貴重な人材ばかりだ。
高価な機体を失ったのも惜しいけれど、事故に遭った隊員たちはまさに掛け替えがないもの。

飛行は群馬、長野、新潟の県境の稜線を結ぶ新たな登山道である「ぐんま県境稜線トレイル」を点検のためだったという。
県境の縁(へり)を飛んでいたのか。
まさに縁でつい楽したらヘリで墜落したんだな。
不謹慎ですみません。m(_._)m

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富士山の体積って

Fujisan富士山といえば日本一の山。
標高3776メートルのその富士山の体積を量れという『挑戦状』が話題になっているそうだ。

アイデアを募集しているのは、静岡県建設コンサルタンツ協会というお堅いところ。
『挑戦状』によれば、自由な発想で富士山の体積の量り方を考えてもらい、ユニークなアイデアには富士山を模したトロフィーが贈られるとか。
締め切りは2月23日の『富士山の日』。

でもどうやって量るんだ?
そもそもあの広大な裾野。
いったいどこまでが富士山なのかもわからん ?(゚_。)?(。_゚)?

考えていると頭が痛くなっちゃいそう。
これがきっと『フジの病』なんだな。

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尾瀬なのにオーゼー来ないので……

Oze静かな環境優先ということでこれまで携帯電話が使えなかった尾瀬でも、近くスマホや携帯電話が使えるようになるそうだ。

最近は登山でも電話が使えるのは当たり前になっていたけれど、四方を山に囲まれた尾瀬では使えなかったんだよね。。

安全のため、というのは大義だけれど、その実近年の観光客減少が背景にあるらしい。
一時は65万人も来た入山者が、最近では30万人そこそこだというから、これじゃ21もある山小屋にとって死活問題だ。

そもそもほんとうに安全のためというなら、尾瀬の山小屋には衛星電話があるものね。
公衆電話(1分200円くらい)もあるし、緊急連絡には困らない。
それに何かあったって尾瀬に救急車が来られる訳ではなし、どうにもならないよ。

とはいえ電話通じたら、尾瀬で会おうぜ。

・デュエットホンの電話ボックスこちら
・お城の電話ボックスこちら
・藁葺きの電話ボックスこちら
・セミがいる電話ボックスこちら

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美グマコンテスト

怖いクマさんは『ヒグマ』で北海道にいるヤツね。
本州にいるのは『ツキノワグマ』で、ヒグマに比べればおとなしいとか。
おとなしいといったって相手はクマだけどね。

Tsukinowa「ツキノワ」は「月ノ輪」のことで、文字通りクマの胸にある白い模様が三日月のようだから。
ひと目でわかる特徴だね。
もっとも本来の「ツキノワ」は満月のことというから、どこかで間違っちゃったんだろう。

そのツキノワグマの胸の斑紋の美しさを競う『美グマコンテスト』なるものが、宇都宮市の県林業センターで初めて開かれたそうだ。
「ツキノワ」の画像を見ながら、来場者が気に入ったクマに投票して一番の美熊を決めるんだって。

コンテストにエントリーしたのが四頭とツィンズである二頭一組だけというのがちと淋しいが、全146票中、54票を集めて優勝したのはツインズの二頭だって。
豪華賞品を渡したかったそうだけれど、行方不明なのでなし。
クマなく探したのか?

もしこれを見ていたら、受け取りに来てね>美熊くん
だって、クマだベア?

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『ざおうざん』じゃないよ『ざおうさん』

石廊崎じゃないけれど、やはりテレビのニュースで『蔵王山』を『ざおうざん』と読んだらしい。
ほんとは『ざおうさん』なんだってね。
部外者にはどちらでも構わない気がするけれど、当事者にとっては看過できないことなんだろう。
なんせ、これを受け山形市議会が請託を採択したくらいだもの、おおごとだ。

そういえば『茨城』を『いばらぎ』と読むと、茨城の人は怒るね。
大阪の『茨木』同様、これは『いばらき』が正しいそうだ。
千葉には御宿というところがあるけれど『御宿の御宿』は『おんじゅくのおやど』になる。
『白金』は有名な『シロガネーゼ』がいるところだけど、読みは『シロカネ』と濁らない。
難しいな。
Oookyamaところで『カネがネーゼ』の僕が生まれたのは『大岡山』というところ。
文字通り『おおおかやま』だけど、これを律儀に正しく言う人はいない。
みんな『おおかやま』って省略して言ってたもの。

てやんでえ、江戸っ子は気が短いんだいっ。

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アルプス遭難者の『事情』

Monch(Schweiz)
Monchスイス当局によれば、アルプスのメンヒ(4107m)を登山中の日本人男女2人が行方不明になり、その後滑落死とみられる遺体で見つかったとのこと。
ベルン州警察によると、死亡したのは73歳の男性と55歳の女性。

と、ここまでなら結構よくあるニュース。
メンヒはアイガー、ユングフラウとともに『アルプス三山』と呼ばれ、日本でも人気があって登山ツアーもあるくらいだ。
でも、今回はちと事情が違う。
日本の外務省によれば、二人の身元について「遺族の意向により公表できない」だと。

なんで?
別に法を犯した訳でもない。
ただ大なり小なり外国に迷惑を掛けたんだから、その意味でもきちんと身元を明確にすべきなんじゃないの。
じゃないと、勘ぐっちゃうぞ。
いったい二人はどういう関係だったんだ ?(゚_。)?(。_゚)?

ちゃんと遭難の事情を説明してくれれば納得するよ。
「あ ソウナンだ」

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神奈川にもあった鋼管堰堤

早春の山北町(神奈川県)を走っていた。

Entei_03
左手には椿の樹。
土手には菜の花が咲き始めている。
川は、酒匂川の支流で尺里川(ひさりがわ)という。

Entei_02
さらに川沿いに登っていくと、巨大な堰堤が現れた。
あれ、ここを通るのは3年半ぶりのことだけど、なんか以前と形が違う。

Entei_01
どうやら基礎部分を残し、より堅固なものに造り替えられたようだ。
この中央部分、見覚えがあるね。
西桂町(山梨県)にもあった、鋼管製の堰堤

これまでのコンクリート製のように上部からの流木や岩石は食い止める。
違うのは、こちらは泥水は下流に流すことができるという優れものだ。
こうしてだんだんこの鋼管のものにコウカンされていくのかな。
巷間よくある話題でした。

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